グラミン日本×MAIA「プチ起業はじめ方ワークショップ」開催レポート

イベントレポート

2021年09月28日

株式会社MAIAは、一般社団法人グラミン日本とSAPジャパン株式会社と共に、生活困窮者への経済的自立支援を目的として、デジタル・プラットフォームを活用した案件創出を目指し多様な働き方の支援及びデジタルスキルのエンジニア育成のためのプログラム「でじたる女子」を8月25日より提供開始しました。

は女性が自立していくための仕組みで、デジタルのスキルを学ぶことはもちろん大切です。
そして、女性が本当に自立していくためには、「プチ起業」の知識が大きな助けになると考えています。

▼「でじたる女子」の詳細はこちら
グラミン日本、SAPジャパン、MAIA「でじたる女子」プログラムの提供開始

9月25日(土)に、グミラン日本とMAIAとの第一回目のコラボとして、「プチ起業はじめ方ワークショップ」を開催しました。

今回は「STEP0：自身について知る」として、参加者全員で「人生曲線」や「起業で実現する私の夢」などのワークを体験し、自分自身が大切にしている価値観や信念を具体化して、将来こうなりたいと思う自分の姿や実現させたいことを明らかにしていきました。

「人生曲線」ワーク体験

「人生曲線」ワークは、これまでの人生を振り返り、今の自分がどんな経験で形作られているのかを考えるワークです。
まず個人ワークとしてご自身で考えた後、グループに分かれて全員で人生曲線を共有し、曲線が変化したきっかけや、自分の気持ちや考えを深掘りしていきました。

また、グループ内で下記について質問し合いながら、自分自身を見つめ直す時間となりました。

・価値観：大切にしていることは何か？
・動機　：突き動かすものは何か？
・持ち味：どんなときに生きるのか？

「起業で実現する私の夢」ワーク体験

このワークでは、以下３つの観点で深掘りし、「起業で実現する私の夢」を明確にする体験をしました。

・信念　：なぜその夢を大切だと考えているのか？
・専門性：あなたが提供できることは？
・共感　：周りの大切な人をどのように笑顔に幸せにしたいか？

頭の中で描いていた夢をあらためて自分の言葉で共有することで、より明確で現実的にすることができ、またグループで共有することにより新しい気付きのある時間となりました。

「夢は大きくても小さくても、とにかく一歩目を踏み出すことが大事」とお話しするグラミン日本の東出忠昌さん。
一歩目を踏み出した後の二歩目、三歩目は意外にすんなり進むことができます。

グループの中には、すでに夢に向かって第一歩を踏み出している方もいらっしゃり、経験談を聞くことができるのはとても刺激的な時間でした。

ビジネスの学び方について

このセクションでは、ビジネスにおける基本的な８つの心構えについてお話しいただきました。

１．権威のある人も間違える
　　例え有名大学卒の人であってもその道のプロでなければ間違える可能性はある。
２．事象や問題は複数の原因
３．「モヤモヤ」時は無条件に信じない。
　　言語化はできないけど何かモヤモヤする時は、過去の経験から脳が危ないと判断しているかも。
４．「みんな」など危機感を煽る言葉には注意
　　「みんな」とは具体的にどんな人何か？を考える。
５．数字を全く出さない人に注意
　　具体例はあるけれど数字が出てこない話には注意。
６．徹底的に調べ、鵜呑みはNG
　　自分で調べるクセをつけることがオススメ。
７．色々な知識を身につける
　　様々な経験と知識を蓄え、貪欲に吸収することが大事。
８．想像力が非常に重要
　　ビジネスをスタートする前に「1日の作業」を想像することが非常に重要。想像を具体化することが大事。
　　