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慢性的な人手不足、生産性の低迷、改善しない業務効率。ビジネスを取り巻く環境の変化とともに、顕在化したこれら経営課題の解決手段として「RPA(Robotic Process Automation)」に取り組む企業・団体は拡がり続けています。「RPA」という言葉を口にする方が身近な所にも増えてきた、と実感する方も少なくないのではないでしょうか?
RPA BANKが2018年6月に実施したアンケート調査(有効回答:720社)では、トライアルを含めRPAに取り組んでいると回答した企業は、1,000名以上の企業で80%、300名以上~1,000名未満の企業で68%との回答結果も出ています。
そして、RPAに先進的に取り組まれる企業・団体様では、更なる生産性の向上を実現するために、他テクノロジーとの連携を通じた自動化対象領域の拡大、クラウドサービスとの連携方法、各業界業務における特有なRPA利活用、組織にロボットが増産された時のガバナンス対策など、RPAに対するニーズは細分化・高度化しています。
RPA BANKでは、今回開催させていただく「RPA DIGITAL WORLD 2018~Digital Robot Camp in お台場~」を通じて、こうした細分化・高度化したニーズにお応えするコンテンツを多数ご用意し、皆さまの生産性改革の取り組みが定着そして加速するよう、共に進化の歩みを進めてまいりたいと考えております。もちろん、これからRPAに取り組まれるといった企業・団体様にも、より分かり易いコンテンツをご用意の上、お待ちしております。
2019年はRPAをはじめとする様々なテクノロジーとの連携を通じた取り組みが、経営効果として実を結んでいるのか、経営基盤として定着させていく年になると予測しています。
RPAは生産性改革の一つの手段であり、きっかけにしかすぎません。RPAを通じて創出した余力時間を使って何を実現したいか、働く事と生産性の本義を再考しながら、ご参会いただきます皆さまと共に、2019年進むべきベクトルを確信する場となりましたら幸いです。皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げております。