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好きを仕事に…きっかけをくれたのは1匹の犬との出会い

「好きを仕事に」よく聞く言葉ではありますが、それを実現しているのが「秋田県」にお住まいの「和田淳子」さん。人生を変えるきっかけとなったのは1匹の犬との出会いでした。
「ストレスなく毎日楽しく暮らしています」と語る和田さんのお仕事のスタイルとは、そして人生を楽しむために必要なこととは…。
インタビューで詳しくお話を伺ってみました。

自分を変えた1匹の犬との出会い

幅広いジャンルの仕事と転職の理由

-数々の、しかも幅広いジャンルのお仕事をしてらっしゃったんですね。

一番最初はプログラマーとして東京でお仕事をしました。そのあとは、経理、電話オペレーター、販売接客、色んなジャンルのお仕事をしました。
家族の体調が悪くなり、看病のために秋田に戻ったり、よくなったらまた東京で就職先を探して…ということを繰り返していたので、20歳から今まで18回引越しをしました。それに近い転職回数があったんです。
現在はアロマ講師、ペットマッサージ講師、ボディケア講師、手作り石鹸講師、カウンセラー、ペットロスカウンセラーなど。
人とペットの健康のために、例えばアロマを教えたり、わんちゃん猫ちゃんのマッサージを教えたり、人の体のボディケアトリートメントをしたり、主に教ええるというか生徒を育成するお仕事をしています。専門学校やカルチャースクール、色々な企業様の福利厚生として色々なセミナーのご依頼を受けて活動をしています。
自宅でサロンも経営しているのでそれが1割、残り9割はリモートでのお仕事になります。

-かなりたくさんの資格やスキルが身に付いたのではと思いますが

そうですね、接客、メディカルアロマ講師、ペットマッサージ講師、手作り石鹸講師、整体経絡リンパ療法士、カウンセラー、ペットロスカウンセラー。
一番最初は秘書の資格を取りました。だからといって秘書の仕事をしたわけではなく学校の授業としてです。ただそこで学んだことは総務、経理のお仕事では非常に役立ちました。
今のビジネスにつながっている資格は15、6年前に東京の専門学校に通って資格をとりました。
当時、私自身が精神的に弱っていた時にたまたまお仕事先である犬と出会いました。生後1か月くらいの売りに出される前の犬だったのですが、どうしても欲しくなってしまって…私が引き取って育てることになりました。育てていくうちに自分の精神状態もよくなって、色々なことを前向きに捉えて頑張っていこうと思えるようになったので、犬に恩返しをしたいと思った時に出会ったのがペットマッサージでした。これはいいかも!ということで。

-わんちゃんだけでなく、人の身体もケアしているんですね。

ここの教えはよさそうだな、と思ったのが鎌倉の動物病院の先生です。ペットマッサージを教えてくださっていて、ここの病院ではアロマでも治療をするんだよ、仰っていて。えー、アロマでも?と思ったのがきっかけでした。自分の犬に施していたのですが、人にもできたらいいなと思ってそこから延長線上で人の方も勉強することになり、現在に至ります。

うちの犬はもう18歳でほとんど寝ているのですが、色々病気もしてきた中、自分で学んだアロマやマッサージ、あとは病院の先生と相談しながらここはアロマでとか、ここは薬にしようか、と犬の体に負担のかからない治療が出来ているので、勉強しておいてよかったと思っています。

「苦手なこと」をやってみる、ということ

-和田さんご自身の強みとは何だと思われますか?

今まで色々な仕事を経験したおかげで、苦手意識がない。初めての事でも興味があることであればとりあえずやってみてというところでしょうか。苦手だからやらないという考えはなく、それによって新しい技術を身につけることができて、それが次の仕事へと役立っています。

一番苦手だったのは「話をすること」だったので、プロのところへ勉強に行きました。軽い感じの「人を200%幸せにする話し方教室」というキャッチコピーの体験型の講座です。話し方で人を幸せに出来るならいいなと思って行ってみて、あまりにも楽しくて個人レッスンを受けました。マンツーマンレッスンをしていく中で、毎回先生から「3分間スピーチして!」などの無茶ぶりがあって。一番伝えたいことをお話しするのがいいかなと思って、アロマの話をしたところ「それを教える資格を持っているの?」と聞かれたので、持っていると答えたら「それを仕事にすればいいじゃない」と言われたんです。先生にお膳立てされる形で学校での講演会の登壇や、ラジオ番組を持たせてもらって10年ほどMCをを務めさせてもらいました。
「場数踏まないと上手にならないからとにかくやりなさい」と言われて話をしていくうちに楽しくなって。今、私の中では講師の仕事が一番楽しい、という風に変わったので、一番苦手なものが一番やりたい仕事になっています。やってみないとわからないですね。

テレワークだからこそ働ける

-今後もテレワーカーとして働きたいと思いますか?

はい。今回コロナ禍という大変な状況ではありますが、その中でテレワークというものが主流になってきまして、使ってみてあらためて便利さを実感しています。通勤も時間の制約もなく、また、高齢のペットがいて目が離せないこともあってテレワークに助けられています。

-逆に何かテレワークで困ったことはありませんか?

今までは特になかったのですが…実は今日の午前中にテレワークをしていたのですが、自分が主催しているZoomに不具合が出てしまい稼働しなくなってしまいました。初めてのことだったのですが、あたふたして生徒さんもお待たせしてしまったり。
そういうネットや環境がらみのトラブルがあるんだということを感じました。以前は他のツールも使っていたのですが、最近は生徒さんもZoomをご希望の方が多いのでZoomばかり使っていました。他のツールもご案内しておいた方がいいなと思いましたね。

世の中の動きを知り、次に挑めるMAIAの活動

MAIA女子になろうと思ったきっかけ

今から3、4年前、急に体調を崩してしまい、起き上がるとか座っていることができないくらいのめまいと吐き気、天井がぐるぐる回っているような状況で、ずっとほとんど寝たきりの状態でした。もう仕事はできないんじゃないかと思っていましたが、しかし生活もあったので家で出来る仕事がないかと考えていた時、NHKの番組「あさイチ」でMAIAのことを知りました。こういうお仕事をしている人がいます、というのを見て「あー、これだ!!」と思って。すぐに応募してRPAの受講をしました。

-MAIA女子としてどのようなお仕事をされましたか?

私は3期生だったのですが、そのあとに受講される方向けのRPAテキストの編集のお仕事をしました。

-えっ、じゃあ私は和田さんの作ったテキストで勉強たんですね(笑)

そうなんですか!そんなこともあるんですね(笑)

-MAIAのお仕事で、過去のキャリアは活かせたでしょうか。

PowerPointを使った資料作成で、それはいつも業務で使っていることなので特に問題なくできました。

MAIA女子の魅力とは?

世の中の動向をいち早くキャッチし、そのために必要なスキルを身につけ、生き生きとした生活を送っていることです。
セミナーなどにも参加させていただいていますが、世の中の動きや、これからこういうものがくるよ、とか、これをやっとておくといいよ、という最先端の情報がいち早くわかるので、今学んでおいたことが2年後3年後に慌てずに挑めます。その機会を作って下さるところがありがたいと思います。
それを自分がどれを選び、どれを学んで仕事に活かすかというのはその人次第だと思うのですが。そういう情報提供やきっかけを下さるところがMAIA女子に関わる魅力かなと思っています。

好きを仕事にする喜び、そのためにすべきこと

講師という仕事ならではのやりがい

-どのような時にやりがいを感じますか?

講座を開催し、生徒が新しいことを覚えたことで、楽しい!生活が充実したなどの感想をいただいたとき。また生徒が資格を取得し個人事業主としてスタートしたこと。

仕事の中心は講師活動で、習われる方は何も知らない状態でいらっしゃるのですが、そういった方に新しい情報や学びを提供するとすごく喜ばれて、そこからまた私のようになりたい、と目指して資格を取り、自分でサロンやスクールを開業されているかたがいらっしゃって。そうやって活躍している方を見るとよかったと思います。そこにやりがいを感じます。
いらっしゃる生徒さんは、自信がなかったり、なにか行き詰っている方が多いのですが、ここで学んだことで前向きになれたから、自分の周りでも同じように苦しんでいる方に手を差し伸べたい…と、輪が広がるようでとてもいいなと思います。

-お仕事をしていて良かったと思うことはありますか?

世の中お金のために仕事をしている方が多いと思うのですが、本当に自分の好きなことを仕事にできている、ということでしょうか。
もともと転職回数が多い理由もそこにあるんです。とにかく仕事をしたいという考えがベースにはあるのですが、でも毎日楽しく幸せに暮らしていたいという漠然とした思いがあって。そのためには1日の半分くらいを仕事が占めるのであれば、やりがいのある仕事をすれば幸せな日々を送れるのではないかと思って、本当に自分にあった、心から幸せだな楽しいなと思える仕事を探し求めて転職が多くなりました。それでやっと出会えた仕事なので、今は本当にストレスのない毎日楽しく暮らせています。
どんな仕事も辛いところは必ずあるのですが、本当に自分のやりたい楽しい仕事であれば、その辛さには喜びの方が勝ってしまいます。

-逆に辛かったこと、苦労したこともあったのではと思いますが。

人間関係でしょうか。同じ人は世の中に一人もいないので、若い頃には相手が思っていることや望んでいることを見抜く力がなく、また心で思っていることと言葉で発することが違ったりするので、すごく心無い言葉を言われたり、そういうことに右往左往してしまいます。
出る杭は打たれるではないですが、目立ってしまうと嫌がらせもあったり。周りにいた諸先輩や指導してくださった先生が「叩かれるのは成長している証だから、そこで負けてしまったら相手の思うつぼだよ」と言ってくださいました。「言ったらこの人はめげて辞めてしまうという風に思われているわけだから、思われないくらい大きくなりなさい」と。それからはそういう言葉が来たときに「あ、ついに来たか、私が成長できるチャンスね」と捉えられるようになったので、自然とそういう言葉も耳に入らなくなりましたね。気にしているから耳に入るんだなって思いました。
若いと全てを受け止めてしまいますので、人への対応の仕方、どうすればうまく切り抜けられるかということを学ぶのに苦労しました。
今はそういう立場にある生徒さんに、チャンスだから気にするな、と伝えることが出来ています。

まずやってみること。失敗と捉えるか経験と捉えるか。

-印象に残ったお仕事のエピソードがあったら教えてください。

中学校で、「生き方」の講演をしたこです。
世の中には知らない色々な仕事があるということを学生に知らせたいという取り組みで、なぜその仕事を選んだのか、その人の生き方を見て自分の進路を考えるきっかけにして欲しい、ということで講演をしました。
なぜペットマッサージをお仕事にしているのかということを、自分の年表を見せながら語りました。
自分で本当にやりたい仕事を探すという目標があったので、気になるものに対して、これ大丈夫かな?と思う前にまずやってみよう、やってダメだったらまた別の事をやればいいし。やらないままどうなのかな、と気にしているより、やってみて次を考える。大体の人は失敗を恐れるから次に進めないことが多いと思いますが、失敗と捉えるか経験と捉えるかで生き方は変わってくるので、どんな悪い事でも失敗ということはないと思うんです。学びになりますので。それを恐れず自分がこれをやりたいと思ったことはぜひ進んでいただきたい、という話をしましたら、お手紙をたくさんいただいて、いろんな人生を考えるきっかけになりました、というメッセージをいただいたのがとても印象に残っています。

家事分担もばっちり

お仕事をすることについて、ご家族から理解は得られていると思いますか?

はい。とてもよく理解されていて、協力してくれています。
テレワークになって、例えば主人が家にいる時間や休みの日にテレワークしていても何も言わず頑張ってねと言ってくれたり、私の仕事が遅くなるときには夕食の支度や、できない時は買ってきてくれたりと協力してくれています。
お掃除や洗濯は主人が分担で担当してくれています。家事の割合は主人の方が多いかもしれません(笑)

今後挑戦してみたいこと

現在は個人事業主として20年ほど続けているのですが、2~3年後に法人化したいと考えています。

ペットと人間の共生を目指して

テレワークだからこその心豊かな暮らし

-和田さんのご趣味は何でしょうか。

家庭菜園です。
今年は定番のトマト、なす、きゅうり、ピーマン、枝豆、レタスやサンチュとか。
今日はキュウリを収穫しました。美味しかったですよ。

自給自足にあこがれているところがありまして。今のところには5年前に引越してきたのですが、ご近所さんで土地を持っている方が「うちの畑使っていいよー」と言って下さったのでタダで使わせてもらっています。
見よう見まねでやっているうちに、最初苗だったものが延びていって実をつけて。無農薬なので虫との格闘はあるんですけど毎日成長していく過程を見ることで、植物もこうやって成長していくんだ…と感じます。
収穫したものをとって食べた味がやっぱりスーパーで買うものとは比較にならないくらい本当に美味しいんです。
植物をいじっている時間というのは無になれる、本当に癒しの時間ですね。
自然のある環境でありながら仕事もできる、テレワークだからこそです。

犬猫の殺処分をなくすこと、そしてその先にあること

-お仕事や趣味以外に取り組んでいること、熱中していることはありますか?

まだまだなのですが、犬を飼ってからペットの殺処分などのことがこんなに酷いということを初めて知って、そこに何か私もやりたいということで、秋田県の秋田犬の取り組みなどに参加してボランティア活動をしています。
ある本に出合いまして、それは日本人の方ですがアメリカ等でルポライターをしてらっしゃる方の本で、アメリカの刑務所で犬や猫を育てながら犯罪者の心のケアをしたり、家庭犬に育てたり、盲導犬を育てたり、そういう活動が海外では盛んなので、それを読んだ時にこれを日本でも広めたいと思いました。
その方はその本がきっかけで日本で数か所のプログラムに加わっていて、実際に施設ができました。
島根県では盲導犬を育て、千葉県の少年院では捨てられた犬を引き取って家庭犬に育てたり。そういった取り組みをもっといろいろな人に知ってもらいたいと思っています。
コロナ前にその方とお会いすることができまして、今は手紙の交換などさせてもらっていますが、その方の活動を広めるお手伝いをしたいと思っています。コロナが収束したら、秋田県は秋田犬のふるさとの地でもあるので、ここから「人にもペットにも優しい一緒に共生できる秋田」というのを広めていきたくて、下準備をしています。

捨てられるペットが少なくなることを一番願っているのですが、高齢者の方が施設に入る等の理由で手放さざるを得ないという悲しい現実もあって…でも反面高齢者の方がペットを飼うというのは認知症療法になったりとてもいい効果があるんです。
仲間が施設を運営していますが、そこは動物と一緒に生活できる場所なので犬もいるし豚もいるし色々な動物がいて、そこに入所している方は認知機能がすごく回復しているんですね。動物の世話をすることが脳にもいいんだなということがわかったので、それを広めていきたいです。

実は5.6年前にドイツに見学に行ったんですよ。そこで得た情報を秋田県に伝えてたところ、ちょうどそういう施設を秋田県でも作るということで、お手伝いさせていただきました。気になるところに行ったことは無駄ではなかったと思います。

インタビュー動画

記事では書き起こしきれない内容も盛りだくさんです。
インタビュー対談動画は、MAIA公式YouTubeチャンネルからご覧ください。


【インタビュー協力】RPA女子3期生 / 和田 淳子さん
【インタビュワー・ライター】RPA女子6期生 / 吉田 圭子
【ディレクション】株式会社MAIA 執行役員 兼 アートディレクター / 森山 譲治

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