「このまま今の仕事を続けていていいのかな…」
キャリアの見直しや収入アップを考えたとき、ITスキルの習得は有力な選択肢です。女性に人気の「Webデザイン」「プログラミング」に加え、近年注目されているのが、業務効率化やITツール活用を通じて、現場の課題を解決する「ビジネスITスキル」。企業のDX化を支える現場とITの橋渡し役となるスキルのニーズが高まっています。

本記事では、Webデザイン、プログラミング、そしてビジネスITスキルを学べるオンラインスクールをご紹介。在宅ワークや副業、リスキリングに役立つ情報をまとめているので、ぜひ参考にしてください。

女性におすすめのオンラインスクールで身につけられるスキル

結婚や出産などのライフイベントにより働き方が変わりやすい女性にとって、ITスキルを学ぶメリットには以下のようなことが考えられます。

• 新たなスキルを習得することにより、仕事の幅を広げられる
• 在宅ワークやフリーランスなど働き方の幅を広げ、キャリアを継続しやすくなる

また、仕事や家事、育児や介護などで、なかなかスキルを身につける時間が取れない女性がオンラインスクールを利用することには、以下のようなメリットがあります。

• 現地参加型スクールのように通学の必要がなく、比較的自分のペースで学習を進められる
• 学習サポート環境が整えられており、好きな時間で学べる独学のメリットと手厚いサポートを受けられる現地参加型スクール両方のメリットを得られる

これからご紹介していく各スクールでは、忙しい毎日を過ごす女性が効率的にスキルアップできるようなプログラムが提供されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

まずは在宅や副業でも活かせて、場所や時間に関して柔軟に働きたい女性におすすめの

• Webデザイン
• プログラミング
• ビジネスITスキル

それぞれのスキルについて、どんなことを学ぶのか解説していきます。

フリーランスでの活躍も目指せるWebデザインスキル

多くの人の目にふれる人気のウェブサイトは、見やすく、わかりやすく、魅力的にデザインされています。Webデザインとは、Webサイトのレイアウトやデザインをおこない、視覚的に魅力的なサイトを制作するためのスキルです。

■Webデザインのために学ぶスキル

• デザインの基本的な知識：色彩や構図など
• デザインツールの操作：Adobe Photoshop、Illustrator、Figmaなど
• プログラミングの基礎知識：HTML、CSS、JavaScriptなどデザインを実際のWebページに反映させるための方法

Webデザインのスキルを身につければ、パソコンとインターネット環境があればどこでも仕事ができるため、在宅ワークやフリーランスとして活躍することも可能です。

IT業界への転職に強いプログラミングスキル

プログラミングは、コンピューターに特定の動作やタスクを実行させるための指示を書くスキルであり、システム開発やアプリ開発に必要です。コードと呼ばれる一連の指示を記述することで、ウェブサイト、アプリ、ソフトウェアなどを作成したり、データを分析したりすることができます。

■プログラミングのために学ぶスキル

• プログラミング言語の基礎：まずはPythonやJavaScriptの基本構文や簡単なプログラムの書き方など
• エディタの使い方、バージョン管理：コードを書くためのツール（例：VS Code）の設定と使用。初歩的なGit操作（コードの保存、変更履歴の管理など）
• ロジカルシンキング：目的達成に向けて、物事を順序立てて整理する考え方
• アルゴリズムとデータ構造：プログラムを正しく動かすための基本的な考え方

日常生活やビジネスがスムーズに進むような社会の基盤を作る役割を担っているIT業界は、慢性的な人手不足といわれています。このため、人気のプログラミング言語を習得すれば、エンジニアやデータ分析の仕事に就くチャンスが広がります。

一見複雑そうであるプログラミングですが、小さなステップから始めるととっつきやすいことも。例えば、HTML、CSS、Python、JavaScriptなどの初心者向け言語から学んでいくのもおすすめですよ。

今後の社会的なニーズに応えるためのビジネスITスキル

ビジネスITスキルは、社会のDX化が進むなか、業務を効率化・自動化する高度ITツールを扱うスキルとして、注目されています。

たとえば、

• ERP（Enterprise Resource Planning）：企業の情報や業務を一元管理できるシステム（例：SAPなど）の操作
• RPA（Robotic Process Automation）：業務を自動化するロボットの開発
• DX、業務効率化：各種高度ITツールを活用した業務改善や効率化の手法

などがビジネスITスキルに含まれます。

ビジネスITスキルの習得はIT未経験でも取り組みやすく、プログラミングの基礎となる考え方も学ぶことができます。

多くの企業に取り入れられている、もしくは導入されつつあるシステムやツールを操作するビジネスITスキルは、これまでの経験をもとに業務のなかで活用できるため、事務職全般ほか多様な職種でのキャリアアップにつながるでしょう。

また、IT業界にチャレンジしたい方や、仕事の幅を広げたい方、IT分野でのスキルアップを目指す女性にもおすすめのスキルです。

無理なく「継続」するための女性向けオンラインスクールの選び方

新しいスキルを習得するための挑戦。お金も時間もかけるのだから、当然”完走”を目指したいものですよね。

オンライン学習を「継続」するためには、スクールを選ぶ際、費用のほか、提供される学習内容や学習環境、イベントや交流会の有無やサポート体制などにも注目することが重要です。自分に合った環境で無理なく学べるよう、事前にしっかり確認しておきましょう。

これから学習を始める女性がスクールを選ぶ際にぜひ押さえておきたい5つの重要なポイントをご紹介します。

1.実践的なスキルが身につくか

新しいスキルを学ぶ際に最も重要なのは、「実践的なスキル」がしっかりと身につくかどうかです。

まずは、学ぼうとするスキルを活用できる業界や職種、あるいは場面などを自分なりに想定してみましょう。こうすることで、どのようなカリキュラムが自分に必要か、合っているかが見えてきます。

たとえば、自分が使ってみたいツールの操作方法がカリキュラムに盛り込まれているか、実際の業務での活用法を具体的に学べるカリキュラムであるかどうか、とくに自分がスキルを活かしたい業界や職種での業務が想定された学習内容であるか、など。これらをよく絞り込むことで、学習終了後に、現場の即戦力として習得したスキルを役立てられる可能性が高まります。

2.受講生同士の交流やイベント・セミナーがあるか

オンラインスクールは通学が不要のため自分のペースで学習できる一方、孤独になりやすい側面があり、自分の学習状況に対し不安を感じたりモチベーションの維持が難しいこともあります。

そのため、講師とコミュニケーションがとれたり受講生同士で相談や情報交換ができる場があるかどうかは重要となります。SlackやDiscordなどのチャットツールが活用されている、また、交流イベントやセミナー、勉強会が定期的に開催されているスクールを選ぶことは、学習意欲を高く保ち続けるうえでのポイントとなるでしょう。

3.キャリアサポートや修了後のフォローがあるか

学習を終えたあとにどのようにスキルを活用したいか、という長い目での目標を設定しておくと、モチベーションの維持にもつながりますし、必要な講座を絞りやすく効率のよい学習ができるというメリットがあります。

スクール選びの際には、講座を修了した後のサポート体制もチェックしておきましょう。これは、特に未経験の業界への転職や副業を目指す場合に重要です。

履歴書やポートフォリオ（作品集）の作成指導、模擬面接、企業紹介などのキャリア支援があるスクールなら、学んだスキルを仕事に直結させやすくなります。実績となる案件を受注できる制度や、フリーランスとしての働き方を学べるサポートがあると、さらに卒業後にスキルを仕事につなげやすくなるでしょう。

4.継続できる料金体系か

無理なく学習を続けるためには、料金体系を事前にしっかり確認しておくことが大切です。

特にサポートが手厚いスクールでは料金が高額となる場合がありますが、スクールによっては一括払いだけでなく月額払いや、分割払いに対応している場合があります。

また、教育訓練給付金やリスキリングに対する補助金の対象となっているスクールであれば、受講料の一部が返還されるため、学習コストを抑えることができます。

5.質問しやすい学習環境か

学習中に問題や疑問が生じた際に、すぐに解決できる環境があるかどうかは、受講中のストレスやモチベーション低下を防ぐなど、学習効果に大きく影響します。

特に技術的な分野を学ぶときには、エラーや不明点が出たときにスムーズにサポートが受けられるかが重要です。チャットやメール、電話など自分に合ったサポート方法が整っているかを確認をしましょう。また、受講生同士の相談やQ&Aを通じて解決できる場があると、実務に活かせる対応力も養われるでしょう。

人気のWebデザインスクールを徹底比較

デザインツールやコーディングについて学ぶことで、在宅ワークやフリーランスとして活躍できる可能性が高く、Webデザインにあこがれる女性も多いのではないでしょうか。

人気の分野だけに、スクールも数多く、今回はその中から多くの女性に支持される人気のスクールをご紹介します！

SHElikes

引用元：SHElikes

●スクールの特徴

学べる分野・スキル：Webデザイン、ライティング、マーケティングなど
講座数：45以上のスキル
料金、入会金など：162,800円（税込）/月額料金　スタンダードプラン：16,280円（税込）
学習期間の目安：自分のペースで学習可能
キャリアサポートの有無：有

SHElikesは未経験から在宅や副業を目指す女性向けのキャリアスクールです。自分のペースで学べ、女性限定のコミュニティへの参加ができ、モチベーションアップにつながります。スタンダードプランやレギュラープランでは、複数のスキルを定額で学び放題なのも魅力です。

●受講前に知っておきたいポイント

受講対象は女性に限定されています。また、スキルを習得して仕事に活かすためには、自己管理や積極的にコミュニティに参加する姿勢が必要となるでしょう。

Fammスクール

引用元：Fammスクール

●スクールの特徴

学べる分野・スキル：Webデザイン、Webマーケティング、動画制編集など
講座数：100スキル
料金、入会金など：一括：184,800円（税込）/月々払い：8,900円（税込）～
学習期間の目安：1か月
キャリアサポートの有無：有

Fammスクールは育児中のママ向けに、未経験から短期集中でWebデザインを学べるスクールです。講師によるライブ授業や録画受講が可能で、育児や家事に忙しい女性であっても無理なく学べる環境が整っています。

●受講前に知っておきたいポイント

短期集中型のため、学習にしっかりと取り組む必要があります。卒業後にスキルを仕事に活かすためには、継続的な努力が重要です。

ウェブフリ

引用元：ウェブフリ

●スクールの特徴

学べる分野・スキル：Webデザイン、SNS運用、SEOライティングなど
講座数：スクールへご確認ください
料金、入会金など：スクールへご確認ください
学習期間の目安：ベーシックプラン 4ヵ月プラン～ / スピードプラン 3か月プラン～
キャリアサポートの有無：スクールへご確認ください

ウェブフリはWeb業界未経験からフリーランスを目指す方向けのスクールです。コーチングやチャット相談など、モチベーション維持に配慮したサポート体制が整っています。受講中にリアルな案件を体験できる点も魅力です。

●受講前に知っておきたいポイント

プランにより期間や内容が異なるため、自分に合ったプラン選びが重要です。公式サイトで確認できる情報に限りがあるため、詳しい講座内容や料金については、提供元へ直接お問い合わせいただく必要があります。

デイトラ

引用元：デイトラ

●スクールの特徴

学べる分野・スキル：Webデザイン、プログラミング、動画編集など
講座数：スクールへご確認ください
料金、入会金など：Webデザインコース：129,800円（税込）
学習期間の目安：メンター質問期間：1年間 / 教材閲覧期限：無制限
キャリアサポートの有無：スクールへご確認ください

デイトラは未経験から副業・転職・フリーランスを目指す方向けで、チーム制作のノウハウなど実践的なスキルを学べるオンラインスクールです。現役のプロに質問できる環境や受講生同士のつながりもあり、学びを実践に活かせる環境が整っています。

●受講前に知っておきたいポイント

学習内容が実践的であるため、学習ペースについていくにはしっかりとした自己管理が必要です。また、短期間でスキルを習得するためには継続的な努力が欠かせません。

Find me!

引用元：Find me!

●スクールの特徴

学べる分野・スキル：Webデザイン、Webマーケティングなど
講座数：58スキル
料金、入会金など：入会金: 249,800円（税込）/ 月額料金 ライトプラン：4,980円（税込）～
学習期間の目安：1か月～
キャリアサポートの有無：有（プランによる）

Find me!は未経験者からWebデザイナーを目指す女性向けのオンラインスクールです。24時間質問対応や仕事探しもマンツーマンサポートなど、サポートが充実しています。卒業後も継続して学べる点も魅力です。

●受講前に知っておきたいポイント

サポートは充実しているものの、学習ペースは自己管理が必要です。また、入会金がやや高めで、24時間チャット相談サポートや仕事会得サポートなど一部のサービスを受けるには、スタンダードプラン 月額料金13,980円（税込）の受講が必要です。

デジLIG

引用元：デジLIG

●スクールの特徴

学べる分野・スキル：Webデザイン、グラフィックデザイン、UIデザインなど
講座数：スクールへご確認ください
料金、入会金など：Webデザイナー専攻　517,000円（税込）/ Webデザインベーシック講座 149,600円（税込）
学習期間の目安：Webデザイナー専攻　6ヵ月 / Webデザインベーシック講座 2か月
キャリアサポートの有無：有

デジLIGは未経験からWebデザイナーや動画クリエイターを目指す方向けのスクールです。デザインアワード受賞歴のあるLIGとデジタルハリウッドの提携スクールで、現役クリエイターの個別指導を受けられたり実務経験を積める点が特徴です。

●受講前に知っておきたいポイント

受講費用は比較的高めですが、ポートフォリオの添削や面接練習などのサポートも充実しています。スケジュール調整や自己管理も求められるため、積極的な姿勢が必要です。

Webデザインを学ぶメリットと将来的な課題

Webデザインはデザインツールの使い方を習得すれば、未経験からでも始めやすい分野です。ただし、HTML、CSS、JavaScriptといった基本的なプログラミング知識も必要となるため、デザインとコーディングの両方を総合的にバランスよく学ぶことが重要です。

■Webデザインを学ぶメリット

• 創造性を発揮できる：自分の中のイメージやアイデアを形にして、デザインに反映できるスキルを習得できる。自己表現や独自性を追求することはやりがいにつながる。
• 自身の市場価値の向上：Webデザインのスキルは恒常的な需要があり、仕事の幅が広がる。フリーランスや副業として収入源を増やすことも可能に。

■Webデザインスキルを活用するうえでの将来的な課題

• 競争の激しさ：恒常的に需要のあるスキルではあるものの、業界は競争が激しく、自分のスキルを独自に際立たせる必要がある。厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」によると、「Webデザイナー（Web制作会社）」の有効求人倍率は、ハローワークに限って言えば0.12倍というデータも。
• 技術の進化への対応：ツール操作やHTMLやCSS、JavaScriptなどの基礎技術を身につけるには時間と労力が必要。さらにWebデザインは技術革新が早く、継続的な学習が求められる。

Webデザインのスキルを活用して活躍するためには、流行の変化や技術の進歩に、常に注意を払う必要があります。スクールで学んだ後も、新しいデザインやツールについて学びを継続することが求められます。

サポート重視のプログラミングスクール比較

プログラミングスキルは需要が高く、エンジニアとして転職や副業が行いやすい分野。ここでは、初心者が学ぶために手厚いサポートが受けられるスクールを厳選してご紹介します！

テックキャンプ

引用元：テックキャンプ

●スクールの特徴

学べる分野・スキル：プログラミング、Web開発、デザインなど
講座数：スクールへご確認ください
料金、入会金など：入会金33,000（税込）/ 年間プラン 月額9,750円（税込）～ / 短期集中スタイル 657,800円（税込）/ 夜間・休日スタイル 877,800円（税込）
学習期間の目安：短期集中スタイル 最短10週間 / 夜間・休日スタイル およそ半年間
キャリアサポートの有無：有

テックキャンプは未経験から最短10週間でスキルを習得し、転職を目指せるスクールです。実践重視の学習スタイルで、学習後のキャリアサポートや副業サポートが充実しています。

●受講前に知っておきたいポイント

プログラミングを学べるスクールは料金が高額であることが多いです。短期集中スタイルでは1日12時間×週5日を想定されているため、集中して取り組む必要があります。

DMM WEBCAMP

引用元：DMM WEBCAMP

●スクールの特徴

学べる分野・スキル：Web開発、AI、データサイエンス、Python、PHPなど
講座数：18以上
料金、入会金など：はじめてのプログラミングコース　169,800円（税込）～/ DMM WEBCAMP エンジニア転職 690,800円（税込）～
学習期間の目安：はじめてのプログラミングコース 4週間～ / DMM WEBCAMP エンジニア転職 3ヶ月～
キャリアサポートの有無：有

3カ月のDMM WEBCAMP エンジニア転職コースは短期間でプログラミングを習得し、転職や副業を目指せるコースです。学習サポートや、転職サポート体制が充実しており、学習意欲を維持しやすい環境が整っています。

●受講前に知っておきたいポイント

受講費用が比較的高く、DMM WEBCAMP エンジニア転職コースは短期集中型のため学習ペースについていくには自己管理が必要です。

Ms.Engineer

引用元：Ms.Engineer

●スクールの特徴

学べる分野・スキル：HTML/CSS/JavaScriptを中心としたWebアプリ開発
講座数：スクールへご確認ください
料金、入会金など：入会金 55,000円（税込）/超集中コース 654,500円（税込）～
学習期間の目安：6か月～12ヶ月
キャリアサポートの有無：スクールへご確認ください

Ms.Engineerは女性専用のプログラミングスクールで、柔軟な学習スタイルが特徴です。女性向けのキャリアサポートが手厚く、未経験でも学びやすい環境が整っています。

●受講前に知っておきたいポイント

受講は女性に限られています。また、カリキュラムの進行スピードが速いため、集中して取り組む姿勢が必要です。転職や就職を目指すには継続的な努力が求められます。

テックアカデミー

引用元：テックアカデミー

●スクールの特徴

学べる分野・スキル：Python、Java、Webデザイン、AIなど
講座数：スクールへご確認ください
料金、入会金など：プログラミング基礎　251,900円（税込）～ / Webエンジニア転職保証コース 877,800円（税込）
学習期間の目安：プログラミング基礎　4週間～ / Webエンジニア転職保証コース 24週間
キャリアサポートの有無：有

テックアカデミーは幅広いスキルをオンラインで学べるスクールです。マンツーマンサポートや転職支援や副業支援があるため、未経験からでも仕事につながりやすいでしょう。

●受講前に知っておきたいポイント

短期間でのスキル習得には集中した学習が必要です。また、転職保証を受けるには一定の条件があるため、事前に確認が必要です。

GEEKGIRLLABO

引用元：GEEKGIRLLABO

●スクールの特徴

学べる分野・スキル：JavaScript、PHP、WordPress、プログラミングなど
講座数：スクールへご確認ください
料金、入会金など：Web制作プロフェッショナルプラン 一括払い498,000円（税込）～　/　Web制作教養プラン 428,000円（税込）～
学習期間の目安：Web制作プロフェッショナルプラン 9か月　/　Web制作教養プラン 6か月
キャリアサポートの有無：有

GEEKGIRLLABOは女性専用のスクールで、未経験からフリーランスや在宅ワークを目指せます。実践的なカリキュラムが整っており、プランによっては仕事獲得までサポートが受けられます。

●受講前に知っておきたいポイント

案件獲得のサポートはあるものの、卒業後の仕事獲得には積極的な行動が必要です。また、短期間でスキルを習得するには集中した学習が求められます。

プログラミングを学ぶメリットと将来的な課題

プログラミングスキルは多くの企業でニーズがあるため、さまざまな業界へのチャレンジが可能になるでしょう。一方で、スキルを役立てるには、常に学習する姿勢が求められるシビアな世界でもあります。

■プログラミングを学ぶメリット

• 論理的思考力の向上、クリエイティビティの発揮：問題解決やアイデアの具体化に役立つスキルが身につく。自分でコードを書いて「動くものを作れる」達成感や、自分のアイデアを形にできる楽しさがある。
• 職業の選択肢が広がる：IT業界や技術職以外でも、マーケティング、データ分析、金融業界、教育業界などでもプログラミングスキルは需要が高い。

■プログラミングスキルを活用するうえでの将来的な課題

• 学習に時間がかかる：基礎を身につけるまでに継続的な努力が必要。最初はエラーが多く出て難しく感じることも。学習初期に挫折感を覚えやすい。
• 技術の変化に常に対応しなければならない：基礎を学んだあとも、さまざまなケーススタディの中から考え方や手法を常に吸収しつづける必要があり、学び続ける姿勢が求められる。
• 健康への影響に注意が必要：長時間のコーディングによる姿勢の悪化や眼精疲労など。

プログラミングのスキルを活かしていくには、日進月歩の技術進歩を常に追い続ける姿勢が重要です。

また、スクールで基礎を学んだ後は、実務を通してコーディング、論理的な設計力や問題解決能力を高めていくため、エンジニアやコンサルタントとして活躍するには豊富な実務経験が必須となります。

これから需要が伸びるビジネスITスキルとは？業務での活用例も紹介

”ITスキル”と聞くと「難しそう」「私には関係ない」と思われるかもしれません。しかし、ERP、HRMなどの基幹システム、CRM、SFAなどの業務システム、BIといった分析システム、RPA、AIなどの効率化・自動化システムを扱うビジネスITスキルは、実は私たちの日常や仕事の効率を大きく変える力を持っています。

ビジネスITスキルはただの「専門的な技術」ではなく、「業務とITをつなぐ架け橋」として、多くの企業が必要としています。

たとえば、ERP（統合基幹業務システム）は、経理や在庫管理、受発注といった業務を効率化するためのシステム。これを理解するだけで、現場の声をIT担当者に伝える重要な役割を担えます。

RPA（業務自動化）スキルを習得すれば、 定型業務を自動化し、人にしかできない業務に充てる時間を生み出せます。あるいは、ワーク・ライフ・バランスを整えることもできるでしょう。

これからの社会では、こうした高度ITツールを「使える」だけではなく、それを業務に「どう活かせるか」を考えられる人材が求められています。それは、特別なITエンジニアだけでなく、職場で日々奮闘している方たちにも必要とされるスキルです。

こうしたビジネスITスキルと、これまでの業務プロセスや人とのコミュニケーションスキルをかけ合わせれば、IT初心者でも企業の「ITと現場の架け橋」になることができるといえます。

キャリア経験が豊富な女性なら、なおさらその活躍の場が広がるといえるでしょう。新たな挑戦が、企業での存在感を高めるチャンスとなったり、あるいは起業につながる可能性もあります。

では以下で、ビジネスITスキルが対象とする各システムの特徴と役割、関連スキルの活用例についてくわしく解説していきます。

ERPとHRMとは？　基幹システムを支える2つの柱

基幹システムは、会社の「核」となる業務を一元化・統合管理するシステムです。企業の会計、販売、在庫、人事、生産などの主要な業務プロセスを統合することで、業務の効率化やデータの一元管理が可能となります。

●ERP（Enterprise Resource Planning）

ERPは企業活動の基幹となる「在庫管理」「売上」「会計」「給与計算」などのデータを一元管理するシステムです。

ERPを導入することで、部署間で異なるシステムを統合し、リアルタイムでのデータ共有が可能になります。

たとえば、営業部門が受注したデータが即座に生産部門や会計部門に共有されるため、業務プロセスの効率化や経営判断の迅速化につながります。

●HRM（Human Resource Management）

HRMは人事・労務関連の業務を自動化・効率化するシステムです。社員の勤怠管理や給与計算、評価制度、採用活動などを一元管理することで、人事部門の負担を軽減し、正確なデータを基にした戦略的な人事管理が可能になります。

●基幹システム関連スキルの活用例

では、基幹システムを扱うスキルを習得して、どのように活かせるかの例をご紹介します。

• 現場とITの橋渡し役として活躍：豊富な職務経験やコミュニケーション能力を活かし、現場の業務ニーズをIT部門に的確に伝える調整役として期待されます。たとえば、ERP導入時に現場の声を反映し、システムが円滑に機能するよう支援することが可能です。
• 業務プロセスの改善提案 ：ERPやHRMの知識を持つことで、自身の経験を踏まえた業務改善のアイデアを提案できます。たとえば、HRMを活用して勤怠データを分析し、生産性向上や働きやすい環境作りにつながる施策を提案することが考えられます。
• データを活用した意思決定サポート： ERPやHRMで収集されたデータを分析し、経営陣やチームリーダーへの的確な情報提供ができます。たとえば、ERPでコスト削減の可能性を示すデータを提供することで、組織の利益向上に貢献します。
• 新人教育やサポート役：基幹システムの基本的な操作を理解することで、新人や他のチームメンバーへの教育やサポートが可能になり、チーム全体のスキル向上に寄与できます。

このように、ERPとHRMのスキルを身に付けることで、単なる「システムを使える人」ではなく、「システムを活用して業務の価値を高める人材」として、多くの場面で貢献することが期待されます。

営業や顧客対応を管理する業務システム

業務システムは、企業の日常業務を効率化し、業務の生産性を向上させるために設計されたシステムの総称です。顧客管理、営業支援、在庫管理など、部門や目的に応じたさまざまな機能を提供します。

業務システムを活用することで、個別の業務を円滑に進めるだけでなく、組織全体の成果を向上させることが可能です。

●CRM（Customer Relationship Management）

CRMは顧客情報や取引履歴を一元管理し、営業・マーケティング・カスタマーサポートの業務を効率化するシステムです。顧客からの問い合わせ内容や購入履歴、契約情報などを一つのシステムに統合することで、顧客対応のスピードと正確性が向上します。

●SFA（Sales Force Automation）

SFAは営業活動を可視化・自動化し、営業プロセスの最適化を実現するシステムです。営業担当者がどの顧客にアプローチしているか、商談の進捗状況、製薬の可能性などをリアルタイムで管理できるため、戦略的な営業活動が可能になります。

●業務システム操作スキルの活用例

業務システム操作スキルは、以下のような活用例が想定されます。

• 顧客対応の質を向上させる役割 ：CRMを活用することで、顧客ごとの詳細な情報を基に、きめ細やかな対応が可能になります。たとえば、顧客のニーズに合わせた提案やタイミングの良いフォローアップを行い、企業の信頼を高めることができます。
• 業績分析を通じた戦略立案の支援：CRMやSFAから得られるデータを分析し、売上傾向や顧客ニーズの把握に貢献します。これにより、マーケティングや営業戦略の改善提案を行い、会社全体の成果向上に寄与できます。

会社の売上や業績を可視化する分析システム

分析システムは、企業が蓄積している膨大なデータを可視化・分析し、経営戦略や業績向上に役立てるシステムです。

●BI（Business Intelligence）

BIは売上データや在庫データ、顧客データを自動で集計・分析し、レポートやダッシュボードで視覚化するシステムです。

こうしたリアルタイムデータを活用することで、経営判断のスピードと精度が向上し、迅速な意思決定が可能になります。また、BIを活用することで、マーケティング施策の効果検証や在庫最適化など、コスト削減や売上向上にも貢献します。

たとえば、BIを使えば、特定の商品がどの地域でどのくらい売れているのか、どのキャンペーンが効果的だったのかを簡単に確認でき、次の施策に活かせます。

●BI操作スキルの活用例

では、BI操作スキルをどのように業務に活かせるかをご紹介します。

• データを活用した業績の可視化と報告：BIツールを使ってデータを分析し、売上の動向や顧客ニーズをグラフやチャートとして視覚化することができます。これにより、経営陣やチームへの分かりやすい報告が可能になり、企業の意思決定プロセスをサポートします。
• 業務効率化とコスト削減への貢献：BIを活用することで、業務プロセスの無駄を特定し、改善案を提案することができます。たとえば、在庫管理のデータを分析し、過剰在庫や欠品を防ぐ施策を提案することでコスト削減に貢献します。

作業を自動で処理する効率化・自動化システム

効率化・自動化システムは、繰り返しの多い作業やデータ処理などの業務をデジタル化・自動化することで、時間を節約し、生産性を向上させる仕組みです。

これにより、人が創造的で価値の高い仕事に集中できる環境を作り出します。特に多くの企業が業務の迅速化や正確性向上を求める現代において、自動化は不可欠な技術となっています。

●RPA（Robotic Process Automation）

RPAは、定型的で繰り返し行われる業務を自動化する技術です。例えば、データ入力、メール送信、帳票作成などのタスクをソフトウェアロボットが代行することで、人的エラーを削減しつつ時間を大幅に短縮します。

RPAは特にルーチンかつ膨大な作業を効率化するために役立ち、コスト削減と業務効率化を実現する強力なツールです。

プログラミング知識がなくてもノーコードやローコードで操作できるため、ITスキルがない人でも操作を習得しやすいのが特徴です。

●AI（Artificial Intelligence）

AIは膨大なデータを基に自動で学習・判断し、そこから洞察を得たり、問題を解決する能力を持つ技術です。

従業員や企業の意思決定をサポートし、さらには「作業の自動化」にとどまらず、人間の知能を補完する形で創造的な業務にも役立てられます。

AIは継続的にデータを学習するため、システムの精度が向上し続けるというメリットもあります。これにより、継続的なコスト削減や業務効率化に大きく貢献します。

●RPA・AI関連スキルの活用例

RPAやAIを扱うスキルは以下のように、これまでの業務経験とかけ合わせることで、より効果的に活かすことができます。

• 業務プロセスの効率化と人手作業の時間短縮ができる：RPAを活用することで、定型業務を自動化し、人の作業負担を軽減できます。例えば、請求書処理の自動化を行い、手作業のエラーを防ぎつつ時間を節約することで、人は他の重要な業務に集中できるようになります。
• 企業内のデジタル化推進のリーダー役になれる：これまでの経験とコミュニケーションスキルを活かして、企業内でRPAやAI導入プロジェクトの推進役として活躍できます。現場のニーズを理解し、効果的な導入方法を提案することで、組織全体の生産性向上をサポートします。
• 未来志向の業務変革の推進：RPAやAIの活用によって業務プロセスを革新し、変化し続けるビジネス環境での競争力を維持・向上させることができます。

ビジネスITスキルが活かせる代表的なツールまとめ

実務で活かせるビジネスITスキルを学ぶには、どのようなツールが現場で使われているかを知ることが大切です。ツールの種類や特徴を理解することで、学ぶべきスキルの方向性が見えてきます。ここでは、企業でよく導入されている代表的なツールをいくつかご紹介します。

ERP（Enterprise Resource Planning）の代表的なツール

ERPの代表的なツールには、SAP、Oracle Cloud ERP、Microsoft Dynamics 365などがあります。

SAPはERP市場トップシェアで、財務会計、販売管理、生産計画など多岐にわたるモジュール機能をもち、リアルタイムな情報の可視化が特徴です。

Oracle Cloud ERPは最新のクラウド型スイートであり、AIを活用した自動化やリアルタイム分析が強み。Microsoft Dynamics 365はCRMやSFAとの統合が容易で、カスタマイズ性に優れ、使い慣れたMicrosoft製品との連携が可能です。

特にSAPは、業務プロセスの統合性とカスタマイズ性により、多様な業界で利用されています。これらのツールは、企業の効率化と競争力向上に役立てられています。

HRM（Human Resource Management）の代表的なツール

HRM（Human Resource Management、人事管理）の代表的なツールには、SAP SuccessFactors、Workday、COMPANYなどがあります。

SAP SuccessFactorsは、クラウドベースのHCM（人材管理）スイートで、採用、勤怠管理、パフォーマンス評価などを統合的に管理し、グローバルな人事コンプライアンス管理やAIを活用したタレントマネジメントが特徴です。

Workdayは、リアルタイムのデータ分析やタレントマネジメントに強みを持ち、柔軟なカスタマイズが可能。COMPANYは、給与計算や福利厚生管理などの基本的なHR機能を効率化し、中小企業にも適したシンプルな操作性が魅力です。

特にSAP SuccessFactorsは、幅広い機能と高度な分析能力により、多様な業界で採用されています。

CRM（Customer Relationship Management）の代表的なツール

CRMの代表的なツールには、Salesforce、HubSpot、Zoho CRMなどがあります。

Salesforceは、クラウドベースで高度なカスタマイズ性を持ち、AIを活用した予測分析や営業支援が強みです。HubSpotは、無料プランが充実しており、使いやすいインターフェースとマーケティング機能の統合が特徴。Zoho CRMは、コストパフォーマンスに優れ、中小企業向けに柔軟な機能を提供します。

これらのツールは、顧客管理や営業活動の効率化を支援し、企業の成長を後押ししています。

SFA（Sales Force Automation）の代表的なツール

SFAの代表的なツールには、Salesforce Sales Cloud、eセールスマネージャー、kintoneなどがあります。

Salesforce Sales Cloudは、AIを活用した売上予測や商談管理が強みで、営業活動の効率化を支援します。eセールスマネージャーは、国産ツールとして顧客管理や案件管理を簡単に行え、地図機能や日報管理など現場に即した機能が充実しています。kintoneは、ノーコードで業務アプリを作成でき、柔軟なカスタマイズ性とデータ共有機能が特徴です。

これらのツールは、営業プロセスの可視化と効率化を実現し、企業はこれらを活用することにより売り上げの増加を目指すことができます。

BI（Business Intelligence）の代表的なツール

BI（Business Intelligence）の代表的なツールには、Tableau、Power BI、Lookerなどがあります。

Tableauは、直感的な操作で高度なデータ可視化が可能で、視覚的なダッシュボード作成に優れています。Power BIは、Microsoft製品との連携が強みで、プログラミング不要でデータ分析が行え、コストパフォーマンスにも優れています。Lookerは、Google Cloudと統合され、リアルタイムデータ分析や柔軟なカスタマイズが可能で、データガバナンスが重視されています。

これらのツールを使うことで、データ活用を通じて「どの商品が売れているか」「どの地域での売上が良いか」などが一目で把握できるようになり、企業の意思決定が支援されます。

RPA（Robotic Process Automation）の代表的なツール

RPAの代表的なツールには、UiPath、BizRobo!、WinActor、Automation Anywhereなどがあります。

UiPathは直感的な操作性が特徴で、ドラッグ＆ドロップでワークフローを構築でき、初心者から上級者まで幅広く利用可能です。また、AI統合やクラウド対応により、業務効率化を強力に支援します。

BizRobo!は、日本国内で高いシェアを誇るRPAツールの一つで、特に中堅・大手企業での導入実績が豊富です。直感的な操作性やコストパフォーマンスの良さが評価されているツールです。

WinActorは国産ツールとして、豊富なライブラリと簡単な操作性を提供し、Windowsアプリケーションとの連携に優れています。また、Automation Anywhereはクラウドネイティブなプラットフォームを提供し、AIを活用した高度な自動化と柔軟な拡張性が特徴です。

これらのRPAツールは、業務の効率化と正確性向上に大きく貢献しています。

AI（Artificial Intelligence）の代表的なツール

AI（Artificial Intelligence）の代表的なツールには、Azure AI、Google Cloud AI、IBM® watsonxがあります。

Azure AIは、Microsoft製品との連携が強みで、自然言語処理や画像認識、音声解析など多彩な機能を提供します。

Google Cloud AIは、Vertex AIを中心に、機械学習モデルの構築やデータ分析を効率化し、柔軟なカスタマイズが可能。IBM® watsonxはシステムやオペレーションの中断を最小限に抑えてAIを導入でき、効率化を迅速に実現できる点が特徴です。

AIは、効率化や自動化を通じて産業構造を変革し、そのインパクトは人々の生活や意思決定をも根本から変える力を持っているといえます。

SAPとRPAが女性のリスキリングに向いている理由と学ぶメリット

ビジネスITスキルの中でも、特にSAP（会社全体の業務を一元化し業務を効率化するERPの世界トップシェア）やRPA(業務を自動化するためのロボット技術)は、専門知識がなくても学習を始めやすく、幅広い業種で需要が高いスキルです。

また、SAPやRPAについての学習をきっかけに、さらに専門的な分野の学習を重ね、高度なITスキルへと発展させていくことも可能です。

出産・育児休暇が整備されつつあり、共働き世帯が主流になりつつある現代でも、女性の働き方は出産・育児・介護などのライフイベントに左右されやすいものです。

キャリアの有無や中断後の再開にも活用できるよう、企業での導入率が高く、これからさらに普及していくツール操作をリスキリング（学び直し）することは、女性の今後のステップアップ、キャリア形成においておすすめです。

さらに、どちらのスキルも「在宅ワークにつなげやすい」というメリットがあり、女性のワーク・ライフ・バランスを向上させる可能性があるといえます。SAPとRPAを学ぶメリットについて、以下で詳しく解説していきます。

ERP（SAP）を学習するメリット

ここでは、女性がSAP関連スキルを習得するメリットについて考えてみましょう。

1. キャリアの選択肢が広がる:SAPは世界中の企業で導入されており、財務管理、販売、在庫管理など多岐にわたる業務に活用されています。このため、SAPスキルを習得することで、Webデザインやプログラミングなどよりも、広範なキャリアの選択肢を増やせるでしょう。
2. 業務プロセスの理解と効率化を進められる:SAPの仕組みを学ぶことで、企業の業務プロセスをより深く理解し、効率化や改善に貢献できる力を養えます。特に業務経験豊富な女性は、ITと現場をつなぐ調整役として活躍が期待されます。
3. 収入アップや専門性の向上を目指せる:SAPに精通した専門家は需要が高く、給与面での優遇が期待される職種も多いです。また、専門知識を磨くことで職場での存在感や信頼を高めることができるでしょう。

SAPに関連する仕事には、ヘルプデスクやテスターなど、在宅勤務が可能な職種も多いため、ライフステージの変化や一時的なキャリア中断であっても、柔軟に働きながらキャリアを維持することができる可能性が高いこともメリットのひとつです。

RPAを学習するメリット

では次に、RPAについて学習するメリットを見ていきましょう。

1. 業務の効率化と働きやすい環境作りができる:RPA（ロボティック・プロセス・オートメーション）を学ぶことで、定型業務や繰り返し作業を自動化し、自身やチームの時間を大幅に節約できます。これにより、負担の軽減や働きやすい環境作りに直接貢献できます。
2. キャリアの幅を広げるスキル獲得となる:RPAスキルは、業務効率化が求められる多くの業界で重宝されます。特に30～50代の女性がこれまで培ってきた業務経験を活かし、ITと現場をつなぐ役割として、キャリアアップの可能性を広げることができます。
3. 業務プロセスの改善提案能力を向上させられる:RPAの仕組みを理解することで、業務の流れを分析し、改善点を提案できる力が養われます。このスキルは、企業内での評価を高めるだけでなく、自信を持って新しい課題に挑むきっかけとなります。

RPAは在宅ワークや副業にもつながりやすいという点でも、女性にとって相性のよいスキルです。たとえば、RPAオペレーターとして定型作業の管理や、業務改善アシスタントとして企業の働き方をサポートするような仕事は、在宅でも対応しやすく、家庭と両立しながら続けられる働き方として注目されています。

SAP、RPAなどビジネスITスキルを学べるおすすめのスクール

ビジネスITスキルは学べるスクールが限られているため、どのようなツールを扱い、どのような学習内容が提供されているかを比較することが大切です。

また、質問へのサポート対応やコミュニティが運営されているなど、充実した学習環境を選ぶことで、高度なツール操作を挫折することなく習得できる可能性が高くなります。

でじたる女子+

引用元：でじたる女子+

●スクールの特徴

学べる分野・スキル：ビジネスITスキル（SAP・RPA）、Webデザイン、生成AIなど
講座数：10種類以上の講座が定額学び放題
料金、入会金など：入会金160,000円（税込）→リリース記念キャンペーン110,000円（税込） / 受講費 1か月 10,780円～
学習期間の目安：SAP講座・RPA講座　3か月～ /　自分のペースで学習可能
キャリアサポートの有無：有

でじたる女子+は、未経験からビジネスITスキルを習得し、転職や副業につなげたい女性向けのスクールです。専門的なスキルを定額学び放題で学べるため、幅広いITスキルを身につけたい方に向いています。

IT未経験の方でもITを基礎から学べる講座や、修了後に実務経験を積むための案件に応募する機会、学びの機会もあるため、IT分野でのスキルアップを目指す女性におすすめです。

今の生活リズムに合わせられるe-ラーニング、手厚い質問対応サポート、お互いを高め合えるコミュニティも魅力

でじたる女子+の講座は、すべてインターネットを通じ、いつでもどこでも学ぶことができます。忙しい仕事や家事と両立させた学習が可能です。

自分のペースで学ぶことができつつも、わからないことにぶつかったときには、チャットツールを介して質問、回答を得ることが可能。これにより、自由な時間に学習できる独学のメリット、手厚いサポートが受けられる現地参加型スクールのメリットの両方を享受できます。

また、同じ志を持って学ぶ女性たちが集まるコミュニティが運営されており、学びの情報共有のほか、女子会や交流の機会が提供されており、女性にとって魅力的なビジネスITスキル習得プログラムとなっています。

●受講前に知っておきたいポイント

女性のみを対象としたプログラムです。また、SAP講座、RPA講座は3か月（4ヵ月ごと）ターム制となっており、タイミングを合わせて受講する必要があります。

Udemy

引用元：Udemy

●スクールの特徴

学べる分野・スキル：SAPやRPAも含めたビジネスITスキルやソフトウェア、ビジネススキル、デザイン、マーケティング、財務会計など
講座数：スクールへご確認ください
料金、入会金など：無料～（講座ごとに異なります）
学習期間の目安：自己ペースで無期限
キャリアサポートの有無：無

Udemyは、豊富なコースから自分に必要なスキルをピンポイントで学べるオンライン学習プラットフォームです。買い切り型なので、比較的安価で自分のペースで学べる点が特徴です。

●受講前に知っておきたいポイント

講師によってコースの質にばらつきがあり、自分のペースや目的に合わない内容の場合もあります。また、体系的に学ぶのが難しかったり、講座によっては講師への質問を受け付けていないこともあり、独学力が必要です。

SAP Learning

引用元：SAP Learning

●スクールの特徴

学べる分野・スキル：SAP関連スキル（ERP、データ分析、ビジネスIT）
講座数：スクールへご確認ください
料金、入会金など：スクールへご確認ください
学習期間の目安：自己ペースで学習可能
キャリアサポートの有無：無

SAP Learningは、SAPの公式オンライン学習プラットフォームで、SAP製品や関連スキルを学べる動画コースが豊富に用意されています。公式コンテンツなので信頼性が高く、最新情報を学べます。

●受講前に知っておきたいポイント

英語の講座が多く、日本語対応の講座が限られているため、英語に抵抗がある方には難しい可能性があります。また、サポート体制が少ないため、自己学習力が求められます。

UiPathアカデミー

引用元：UiPathアカデミー

●スクールの特徴

学べる分野・スキル：RPA（ロボティック・プロセス・オートメーション）の基礎、開発スキルなど
講座数：スクールへご確認ください
料金、入会金など：無料（一部有料）
学習期間の目安：自己ペースで学習可能
キャリアサポートの有無：無

UiPathアカデミーは、RPAツール「UiPath」の開発元が提供する無料のオンラインスクールです。実践的なスキルを無料で学べる点が魅力です。

●受講前に知っておきたいポイント

専門的な内容が多く、IT未経験者には難易度が高い可能性があります。また、キャリアサポートがないため、学んだスキルを仕事に活かすには自己努力が必要です。

女性が将来に向けて必要となるスキルを重視したスクール選びを

女性が将来に向けてスキルを身につけるなら、Webデザイン・プログラミング・ビジネスITスキルが有力な選択肢です。

その中でも、これからのキャリアの選択肢を増やしたい、IT業界に挑戦したいけれど、プログラミングなどはハードルが高く感じてしまう女性には、特にビジネスITスキルとしてSAPやRPAの学習がおすすめです。IT未経験の女性でも学びやすく、これまでの経験を活かした事務職や経理職のキャリアアップにもつながります。

まずは、自分に合ったスクールを選び、新しいキャリアを築く挑戦を始めてみましょう！本当に未経験でも大丈夫かなという不安がある場合には、無料カウンセリングを受けられるなど、気軽に相談ができるスクールもあります。

「でじたる女子+」では、これからの一歩をどう踏み出すかをご相談いただけるような無料カウンセリングをご用意しています。LINE友達登録からお待ちしております！

この記事が、将来の働き方について考える女性にとって、素敵な一歩を踏み出すきっかけとなりますように。

※各スクールの情報は2025年3月時点でのものです。詳細や最新情報は、各スクールの公式サイトをご確認ください。