住宅ローン大手のアルヒは2019年1月23日、定型作業を自動化するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)や光学的文字読み取り(OCR)機能を使って住宅ローンの本審査業務を自動化した。住民票や源泉徴収票などの書類から審査に必要な情報を抜き出し、「年収に対して妥当なローン設定か」といった適格基準を満たしているかを自動で判定する。人手による作業に比べて審査業務に費やす時間を半減することを目指す。 「住宅ローンに関する知見が豊富な審査担当者を顧客対応や新規事業など人にしかできない業務に充てたい」。アルヒの西田哲企画本部システム部部長は、本審査業務を自動化した狙いをこう話す。 […]
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