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フリーランスの仕事とは?需要が高い職種やフリーランスとしての心構え

近年、働き方が大きく変化しつつあり、「フリーランス」という仕事を選択する人も増えてきました。

フリーランスとは、会社や団体に属さず、個人で自由に働くことを指します。

雇用されるのではなく、自分自身で仕事の契約を取ったりしながら収入を得る働き方です。

 

では、フリーランスとは一体どのような仕事があるのでしょう?

仕事内容や報酬、仕事の取り方など、職種によって様々です。

 

そこでこの記事では、フリーランスの仕事について詳しく解説します。

フリーランスに興味をお持ちの方も、現在フリーランスとして仕事をしていて更なる飛躍を目指したい方も、ぜひ参考にしてみてください。

 

世間のフリーランサーはどんな仕事をしている?

内閣官房のフリーランス実態調査結果によると、フリーランス人口は年々増加しつつあり、計462万人(本業214万人、副業248万人)という結果が出ています。

男女別、本業・副業別の割合は以下のグラフのように分布されています。

(引用:内閣府「選択する未来2.0 中間報告参考資料」

フリーランスとして働く女性は、男性の半分程度となっています。

また、本業としてではなく副業としている人の方が多いということがわかります。

反対に男性は、本業としてフリーランスの仕事をしている人が多く、特に40代~60代の男性に見受けられます。

 

本業でフリーランスの仕事をしている人は、どのような職種が多いのか見てみましょう。

(引用:内閣府「選択する未来2.0 中間報告参考資料」

建設業のフリーランス人口が一番多いのがわかりますね。

先ほどのグラフで、フリーランスを本業としている人が最も多いのは男性の60~69歳という結果が出ていましたが、一人親方など、個人で工事などの仕事を請け負う人が多い傾向があります。

次いで、卸売業・小売業、学術研究・専門技術サービス業が多いです。

これは、飲食店や衣服店の経営、公認会計士や税理士、弁護士などの仕事が挙げられます。

 

これから需要の高まりが予想されるフリーランスのお仕事10選

では次に、今後需要が伸びてくると予想されるフリーランスの仕事について、仕事内容や年収の相場なども含めて紹介します。

 

システムエンジニア

システムエンジニア(SE)は、クライアントの要求をヒアリングして、システムを設計する仕事です。

仕事内容は具体的に以下の5つに分けられます。

①要件定義

まずはヒアリングを行い、クライアントがどのようなシステムを望んでいるのかを明確にします。

ヒアリングした内容をもとに、そのシステムを開発するのにかかる期間や費用を算出し、クライアントの要求をどのように実現していくかを決定します。

 

②基本設計

要件定義で決めたシステムを具体的に設計していきます。

実際どのような機能を実装させるか、表示方法、操作方法、画面のデザインなどを決定します。

 

③詳細設計

基本設計で決めた機能に対して、具体的にどのように実現するか、細かく設計していきます。

次の工程であるプログラミングで、プログラマーがなにを実装すべきなのかわかる段階まで設計をおこないます。

 

④テスト

システムが設計通りきちんと動作するかをテストします。

あらゆるパターンを試して、ミスや不具合がないかをチェックします。

 

⑤保守・運用

実際に運用を開始したシステムの運用・保守をおこないます。

具体的には、システムの障害対応やメンテナンス、障害が発生した場合の原因解明と改善を実施します。

 

厚生労働省が発表した2019年分の「賃金構造基本統計調査」によると、システムエンジニアの平均年収は約569万円となっています。

しかし、フリーランスのシステムエンジニアだと年収の相場は約700万~1,000万円以上と言われています。

そのため、会社に所属してシステムエンジニアとして働くよりもフリーランスとして働いたほうが高収入が得られるとして、近年とても人気の職種となっています。

IT化が進む中で、フリーランスのシステムエンジニアは、IT業界の企業からはもちろん、一般企業からも需要が高まってきています。

 

フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアは、HTMLやJavascript、CSSなどの言語を使用し、Webページを作成する仕事です。

具体的な仕事内容は、

①コーディング

Webデザイナーが制作したデザインを、ブラウザ上で再現できるようにHTMLやCSSなどを使ってページを作成します。

 

②Webデザイン

場合によっては、フロントエンドエンジニアがWebページのデザインを担うこともあります。

そのため、illustratorやPhotoshopなどのソフトを扱うスキルが必要となることもあります。

 

政府機関は、フロントエンドエンジニアに限定した年収集計をおこなっていないため、フロントエンドエンジニアを含む日本のIT人材全体の年収をご説明します。

経済産業省の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によると、20代の平均年収は413万円、30代の平均年収は526万円、40代の平均年収は646万円、50代の平均年収は754万円となっています。

これは企業における平均年収ですが、フリーランスのフロントエンドエンジニアだと平均年収は800万円程度が相場と言われています。

このように、会社に所属しているフロントエンドエンジニアよりも高収入を得られるため、フリーランスとして活躍する人も増えています。

また、フロントエンドエンジニアのような人材は、Webサービスやスマホアプリなどの事業運営に特に必要とされています。

そのため、IT業界を中心にフリーランスのフロントエンドエンジニアの需要はますます伸びてくると考えられています。

 

RPAエンジニア

まず、RPAとは事務業務を自動化して作業を軽減し、効率化する仕組みのことです。

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●請求書処理

●受注・売上管理

●交通費精算

●社員データの更新

このような単純作業の事務処理を自動化することが、RPAエンジニアの仕事になります。

具体的な仕事内容は以下の3つに分けられます。

①ヒアリング

まず、クライアントがロボットに自動化させたい業務はなにか、ヒアリングをおこないます。

クライアントの現在の業務プロセスを知った上で、どのようにRPAを適用させるか、内容や範囲を決めていきます。

 

②設計・開発

RPAの導入の方向性が決まったら、RPAツールによってロボットを作成していきます。

実際にクライアントが行っている業務を、作業手順とパソコンの実操作を照合しながら、人間がおこなう動きと同じようになるように構築していきます。

 

③保守・運用

RPAを導入した後の運用業務や保守をおこなうのもRPAエンジニアの仕事です。

実際稼働させた時に不具合やエラーが発生した場合、修正やクライアントへの指示をおこないます。

 

RPAエンジニアの年収の相場は、約400万~500万円前後と言われています。

経験値によって大きく年収が異なり、未経験者だと約300万円程で、経験者だと1,000万円以上も可能だったりと、年収の幅は非常に広いです。

現在、RPA導入を検討している企業が増えている中、エンジニアはまだまだ不足しています。

そのため、フリーランスのRPAエンジニアの需要は今後さらに高まるでしょう。

 

Webディレクター

Webディレクターは、Webデザイナーやプログラマー、ライターなど、様々なクリエイターを統括してWebサイト制作をおこなう仕事です。

その名の通り、Webサイトを作成する上での「指揮者」「監督」のような存在です。

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●スケジュールの進行管理

●コンテンツの品質管理

●プロジェクトメンバーの選定

主にこのような仕事内容です。

WebデザイナーやプログラマーなどのWeb制作に関わるクリエイターをまとめるため、スケジュール管理能力やコミュニケーション能力が求められます。

また、デザイン・プログラム・コーディングなど、各分野のクリエイターと話をするため、それぞれの知識をある程度身につけておくことも必要です。

 

Webディレクターの年収の相場は、正社員の場合、約500万円程と言われています。

フリーランスの場合、単価が月額50万~80万円となり、年収に換算すると600万~900万円と高単価になります。

Webディレクターも、スキルや経験によって収入が大きく変動するので、相場以上の高収入を目指すことも可能でしょう。

 

Webデザイナー

Webデザイナーは、Webサイトのデザインをおこなう仕事です。

仕事の内容は、以下が挙げられます。

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●クライアントにヒアリングをおこなって要望を確認

●デザインの設計

●Webサイトを使いやすくしたり、コーディングをおこなう

クライアントが思い描くWebサイトを制作できるよう、全体の構成を考えたり、使い勝手の良い魅力的なデザインを作成します。

特に必要な資格はなく、知識とスキルがあれば仕事が可能です。

ただし、HTMLやCSSなど、Webサイト作成における最低限の知識や技術は必要となります。

 

Webデザイナーの年収の相場は、平均で約360万円程と言われています。

フリーランスの場合、平均が約380万円と会社員の年収よりは少し高くなりますが、もっと高収入を得ているWebデザイナーも多いでしょう。

Webデザイナーとしての経験を積み、Webディレクターへステップアップすることで、更なる収入アップも見込めます。

 

動画クリエイター

動画クリエイターは、映像制作に関わるすべての職種のことを指します。

大まかに、制作系と技術系に分けられます。

制作系

●プロデューサー

●アシスタントプロデューサー

●ディレクター

●アシスタントディレクター

制作全体の指揮をとって、企画・スポンサーとの交渉・スケジュール管理・予算管理などをおこなうプロデューサーに、そのアシスタント業務をするアシスタントプロデューサー、制作や編集をおこなうディレクターの仕事が、制作系の業務内容です。

技術系

●CGクリエイター

●編集オペレーター

●音声

技術系の業務は、CG、編集、音声などの高度な技術を使って、動画の編集や加工をおこないます。

動画クリエイターの年収の相場は、制作会社や事業内容によって大きな幅がありますが、平均約300万~400万円と言われています。

フリーランスの場合、YouTube動画編集なら、テロップや字幕を入れるような簡単な編集だと1本5,000円、動画を1つすべて制作するものなら10,000円~20,000円が相場と言われています。

平均月収が20万~50万で、年収に換算すると約200万~700万円程となります。

 

インターネットやスマホの発達に伴い、YouTubeなどの動画配信が当たり前の時代になりました。

そのため、動画制作を検討する企業も増えており、動画クリエイターの仕事も需要が高まってきています。

 

Webライター

Webライターとは、インターネット上の記事を書く仕事です。

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●企業の独自サイトに掲載するコラム記事

●ECサイトに掲載する商品の説明文

●ネット広告の文章

主にこのような記事や文章を書くことが仕事で、パソコン操作やタイピングスキル、ライディングスキルが必要となります。

 

企業に所属するWebライターの平均年収は、約450万~500万円程と言われていますが、フリーランスの場合、案件の単価によって大きな差が出てきます。

例えば、文字単価1文字0.1円で3,000文字の案件なら300円ですが、1文字1円に単価が上がれば9,000円になります。

また、記事単価が1記事500円のものから10,000円以上のものもあり、単価や月にこなす案件数によって収入が変わります。

そのため一概には言えませんが、フリーランスのWebライターの平均年収は、約300万円前後だと考えられています。

近年、様々な企業がWebマーケティングに力を入れており、今後は今以上にWebライターの存在が必要になると予測されています。

そのため、Webライターも需要が高いでしょう。

 

イラストレーター

イラストレーターは、依頼を受けて絵を描くお仕事です。

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●雑誌や絵本の挿絵

●本の表紙

●ゲームのキャラクターデザイン

●広告ポスターのイラスト

このような作品を、クライアントの要望に沿うように作成します。

絵を描くスキルに加えて、illustratorやPhotoshopなどのアプリケーションを使う能力や、グラフィック制作の知識や技術も求められます。

 

イラストレーターの平均年収は、会社員の場合、約250万~340万円程と言われています。

フリーランスの場合、「1枚いくら」「●枚でいくら」という単価で計算されるため、年収は一概には言えません。

200万円程の人もいれば、500万円、600万円以上の収入を得ている人もいるでしょう。

イラストレーターは、自分のスキルや価値によって大きく収入が異なる仕事ですが、デジタル化が進むに従い、需要も高まっています。

AIの導入が広がる中、AIが描くイラストと人間が描くイラストでは、個性や人間味が違ってくるので、やはり人間が描くものは重宝されやすいです。

そのため、フリーランスのイラストレーターも需要は高まりますが、競合も多いでしょう。

 

グラフィックデザイナー

グラフィックデザイナーは、クライアントの要望に合わせてチラシやポスターをデザインする仕事です。

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●名刺

●ショップカード

●チラシ・フライヤー・パンフレット

●ポスター

●ロゴ

クライアントが扱う商材やコンセプト、ターゲットを元にデザインして、クライアントに納品します。

フリーランスの場合、依頼された成果物を納品して報酬を得るといった流れがほとんどです。

 

広告代理店やデザイン事務所に所属するグラフィックデザイナーの平均年収は、約300万~400万円程と言われています。

フリーランスの場合、約300万~500万円程度が目安になりますが、実力や人気によって収入アップも見込めます。

企業サイトやSNSなど、インターネットでのWeb広告のニーズが高まっているため、Web分野におけるグラフィックデザイナーの需要も高くなっています。

 

インフルエンサー

インフルエンサーは、世間に対して大きな影響力をもつ人のことで、主にSNSを使ってさまざまな情報を発信する仕事です。

芸能人やタレントのような有名人ではなく、一般人でもインフルエンサーになれるため、フリーランスのインフルエンサーとして働く人も増えています。

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●YouTuber

●Tiktoker

●インスタグラマー

インフルエンサーマーケティングが注目されるようになり、このようなフリーランスが急激に増えています。

 

インフルエンサーの収入は、フォロワー数に大きく左右されます。

一般的に1フォロワーにつき1円と言われていますが、生計を立てている人だと数百万~数千万円の収入を得ている人も中にはいます。

一般人が高収入を得るためには、独自性や時代性が重要となるでしょう。

 

フリーランスが仕事を得続けるために必要なこと

ここまで、フリーランスの仕事を紹介してきましたが、会社に所属して働くこととの大きな違いは、自分で仕事を取ってくるという点です。

まず、仕事をもらえなければ収入を得ることはできません。

そこで、フリーランスの仕事の探し方をいくつかご紹介します。

 

前の職場からの業務委託

今まで自分が会社でしていた仕事と同じ職種なら、業務委託という形がスムーズです。

会社から独立して、それまで自分が担当していた仕事を引き継いで業務委託で請け負うという流れになります。

ゼロからのスタートではないので、比較的早く安定した収入を得られる方法でしょう。

 

知人の紹介

今まで関わってきた職場の人や取引先、知人、友人などに仕事を紹介してもらう方法です。

フリーランスになったばかりの頃は、実績もまだなく社会的信用は低い状態です。

そのため、あなたのことを知っている人から仕事をもらったり、仲介してもらうことでフリーランスとして仕事をスタートしやすくなります。

 

クラウドソーシングサイトの利用

ほとんどのフリーランスが、最初はクラウドソーシングサイトを利用して仕事を受注しています。

クラウドサービスやランサーズなど、初心者からプロレベルまで幅広い案件が豊富に揃っています。

システムの利用に手数料が発生する場合もありますが、実績や経験を積めばクライアントとの直接契約にも繋がる可能性があります。

直接契約になれば、安定した収入を得やすくなるでしょう。

 

フリーランスエージェントの利用

フリーランスエージェントは、フリーランスに発注する案件を持っていて、あなたに合ったものをピックアップしてくれます。

営業が苦手という人でも、自分の実績や経験を活かせる案件を紹介してもらえるので、効率よく仕事を見つけることができます。

 

コミュニティへの参加

フリーランスの同業者が集まるコミュニティや交流会に参加することも一つの手段です。

自分がどのような仕事がほしいのか、また、手が足りないという案件を紹介してもらえたりなど、情報を共有する場として活用できます。

コミュニティを窓口にして仕事を獲得できる可能性も広がるでしょう。

 

フリーランスの仕事を請け負う際に、最も大事なことがあります。

それは、「責任を取れるかどうか」です。

 

フリーランスは、会社員とは違い、時間の使い方や仕事のやり方、お客様との取引の仕方も自由になります。

すべてのことが本人に委ねられ、自分の力量が求められます。

そのため、自分で責任をもって遂行させるという意識が必要です。

 

仕事は人間関係で成り立っています。

長く仕事を続けて安定した収入を得るためには、相手との信頼関係が重要です。

例えば、相手のペースに合わせたり、お互いに気持ちよく仕事ができるように意識することも大切です。

そして、感謝の気持ちは決して忘れないでおきましょう。

 

実際にフリーランスとして活躍するMAIA女子のインタビューを参考にしてみてくださいね。

 

自分に合った働き方・生き方を探して(フリーランストークセッション)

 

まとめ

会社や団体に属さなくても、フリーランスとして個人で仕事がしやすい時代になりました。

自分のライフスタイルに合った働き方ができるのが、フリーランスの最大の魅力です。

今後も、男女共にフリーランスとして仕事をする人はどんどん増えていくでしょう。

 

しかし、個人で自由に仕事をするということは、すべての責任が自分にかかってきます。

仕事をもらえるかどうか、継続して収入が得られるかどうかも、あなた次第です。

スキルアップやキャリアアップのための取り組みや、自分にしかできないことを意識することが大切です。

そういったことを常に心がけることで、フリーランスとして成功することができるでしょう。

あなたがフリーランスとして仕事をするならどのような仕事がいいか、改めて考えるキッカケになれば幸いです。

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