最近はニュースやメディアでも「在宅ワーク」という言葉をよく耳にするようになりました。
在宅ワークをインターネットで調べるとさまざまな種類の在宅ワークが検索され、自分にあったものがわからなくなることはないでしょうか。
主婦や子育て中など、ライフスタイルによって在宅ワークの種類も変化します。
今回は女性向けの在宅ワークの種類をご紹介します。
在宅ワークの問題点についても、わかる内容になっています。
在宅ワークとは自宅で仕事をすること
在宅ワークとは言葉のとおり自宅で仕事をすることです。
明確な基準はありませんが在宅ワークは一般的に会社と雇用関係を持たず、個人事業主として自宅で業務をする働き方です。
在宅ワークに似た言葉にテレワークがありますが違います。
テレワークはICT(情報通信技術)を利用して、会社のオフィス以外で働くことです。
自宅や移動中、コワーキングスペースなどで働く勤務スタイルです。
女性の方向けの在宅ワーク10選
ここではライフスタイルにあわせた、女性向けの在宅ワーク10選をご紹介します。
・主婦の方向けの在宅ワーク
・子育て中のママ向けの在宅ワーク
・パソコンを使ってできる在宅ワーク
主婦の方向けの在宅ワーク
・シール貼り
シール貼りはお菓子のラベルやDMなど、指定された商品にシールを貼る仕事です。
パソコンや複雑な作業ではなく単調で黙々とする作業のため、単純作業が好きな方や根気がある方に向いている在宅ワークです。
しかし簡単な作業に感じますがシールのよれ、シールに髪の毛がつかないなどの注意が必要になります。
報酬は出来高制のことが多く、大きな収入を得ることは難しいでしょう。
収入の目安としては月2万円ほどです。
・データ入力
データ入力は、パソコンを使ってデータを入力する仕事です。
入力するデータはさまざまありアンケート結果、請求書の数値の集計などがあります。
スマホから入力できるデータ入力の仕事は少なく、パソコンが必須になってくるでしょう。
仕事を早くするあまり、入力データを間違えないように気をつけることが大切です。
収入の目安としては月2〜3万円ほどです。
・出品代行
出品代行はフリマアプリやネットオークションに商品を出品する仕事です。
中には出品業務だけでなく商品撮影や梱包作業、リサーチ業務を代行することもあります。
報酬は固定報酬や出来高制があり、1件の報酬額はそれほど高くないでしょう。
固定報酬の場合、収入の目安は月2〜3万円ほどです。
在宅ワークで主婦におすすめしたい仕事12選!求人の探し方も解説します
子育て中のママ向けの在宅ワーク
・ポイ活
ポイ活はポイント活動の略で、ポイントサイトなどに登録してポイントを貯めます。
貯まったポイントは現金に換金も可能です。
スマホだけで完結し、スキマ時間にできるため子育て中の主婦にも人気です。
クレジットカードの作成や保険相談などの案件は報酬が高額で、1案件で5,000円〜10,000円のポイントを得ることもできます。
高額案件を定期的にこなすことができれば、収入の目安は月5万円ほどになるでしょう。
・アンケート
アンケートの在宅ワークは、アンケートサイトに登録してアンケートに回答する仕事です。
アンケートは1件5〜10分ほどで回答できる内容もあり、スキマ時間にできます。
案件の中には謝礼として500円ほどの商品をもらえるものがありますが、人気なためこまめな情報チェックが必要になってくるでしょう。
・SNS運用代行
SNS運用代行は、SNSの運用に必要な作業を代行する仕事です。
普段からSNSを利用している方には馴染みのある操作方法となり、やりやすい在宅ワークではないでしょうか。
代行するSNSによって違いがありますが、主な仕事内容は投稿・コメントの返信、いいね回りなどです。
報酬の相場は1アカウント5,000円〜10,000円ほどで、複数アカウント運用できれば月数万円ほどの収入を得ることも可能です。
子育てしながらでも仕事ができる在宅ワーク10選と詳しい仕事内容
パソコンを使ってできる在宅ワーク
・文字起こし
文字起こしは、クライアントから指定された音源を文字に起こす仕事内容です。
音源にするデータは講演会やインタビュー、会議などがあります。
会議や専門家の講演会などは専門用語が出てくることもあり、ある程度の専門知識がないと文字起こしが難しく感じるのではないでしょうか。
報酬はデータの収録時間や文字数に応じてさまざまです。
文字起こしのできる作業スピードによって収入が違うので、ヒアリング・ライティング能力が求められます。
・ウェブライティング
ウェブライティングは個人や企業が運営するブログ、HPの記事を執筆する仕事です。
執筆する内容は家事・育児・医療・投資・不動産などさまざまです。
基本的には文章が書ける方であれば、ウェブライティングの仕事は可能です。
しかし読者に読みやすい記事の執筆が必要となるので、ネットから収集した情報をまとめる編集能力が必要になってきます。
報酬は執筆する記事の内容によって違いますが、1文字1円が基準とされています。
専門知識が必要となる案件は報酬も高く、資格の有無によって変わることもあります。
・イラストレーター
イラストレーターは、クライアントから依頼されたイラストを作成し提供する仕事です。
ゲームのキャラクターや広告などのイラスト、雑誌の挿絵など多数の場面で活躍できます。
イラストの納品は手書きだけでなくイラストをデータ化して納品することもあるため、Illusurator(イラストレーター)やPhotoshop(フォトショップ)の画像編集ソフトが必須スキルになります。
報酬は1枚あたりの単価で決まることが多く、キャリアや実績によって1枚数千円から数十万円と大きく変わってきます。
・RPA
RPAとはパソコン上の業務プロセスや作業を、ソフトウェアロボットを使い人に代わって自動化することです。
具体的にはデータの収集・分析、電話やメール対応のサポート業務の効率化などが可能です。
RPAはフリーソフトも存在しますが、WinActorやUiPath、AutomationAnywhereなどのソフトウェアの知識が必要となります。
またクライアントの悩みを解決するためのヒアリングなども必要です。
初心者には少しハードルが高く感じますが、スキルアップとともに仕事を増やすことも可能です。
パソコンによる在宅ワークで、多様な働き方を!〜パソコンを使ってできる在宅ワーク10選〜
在宅ワークの3つの問題点
在宅ワークは出勤しなくていい、働く時間を自由に決められるなどが魅力ですが、問題点もあります。
総務省の「テレワークの動向と生産性に関する調査研究報告書」では、以下の問題点があげられています。
・情報セキュリティの問題
・働きすぎることがある
・コミュニケーションの不足
・情報セキュリティの問題
セキュリティ対策をしないと、情報漏洩リスクがあります。
パソコンやUSBなどの物理的な紛失だけでなく、盗難リスクも考慮する必要があります。
また企業によってはリモートアクセスできる環境が整っていることもあるでしょう。
情報が漏洩するとクライアントに迷惑をかけてしまいます。
外部に持ち出す際はパスワードやコピー制御などに気をつけましょう。
パスワードは、安易に推測されにくいものが良いです。
・働きすぎることがある
在宅ワークは自分のペースで働くことができる反面、働きすぎることもあります。
働きすぎることによって生産性の低下、体調不良の原因になります。
仕事とプライベートが曖昧になり注意力が散漫、ダラダラと働くこともあるようです。
・コミュニケーションの不足
在宅ワークの仕事は一人ですることが多く、コミュニケーションが不足しやすいです。
主なコミュニケーションツールはメールやチャットなどですが、細かな指示を詳細に伝えるのが困難なこともあります。
ZOOMを使ったミーティングや会議で、クライアントと情報共有することが大切です。
また困ったとき、身近に相談できる存在がいないことが考えられます。
まとめ
在宅ワークにはたくさんの種類があり、どれを選んでよいのか迷ってしまいます。
そんなときはたくさんある在宅ワークから自分にあいそうなものを選ぶのではなく、自分のライフスタイルにあった在宅ワークを選択してみてはいかがでしょう。
在宅ワークは一人で作業することが多く、孤独な仕事で外部とのコミュニケーションが不足しやすいです。
また気軽に相談することが困難になりますが、コミュニティを利用し同じ境遇の方と情報共有をしてはいかがでしょう。