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主婦が自宅で開業するのに向いている資格は?人気の10つを解説

「自宅の開業に向いている資格ってなんだろう?」

「特別なスキルがない私でも資格をとったらどれくらい稼げるの?」

 

自宅開業するのは不安ですよね。少しでも収入を得るために、資格をとってスキルアップしたいと考えたくなります。

 

でも資格と一言でいっても、日本には民間資格を含めると資格が3,000種類あると言われています。

その資格1つ1つを調べていては時間がいくらあっても足りません。

仕事に向き不向きがあるように、資格にも向き不向きがあります。

 

せっかく良さそうな資格を見つけても、稼げなければ時間や労力がムダになってしまいます。

 

そうならないためにも、今回は3,000種類あると言われている資格の中から「主婦の自宅開業に向いている資格」に厳選した資格10選をご紹介します。

資格ごとの特徴や取得する期間・費用だけでなく、資格を取得したあとの収入の目安についても参考にしてください。

 

主婦が自宅開業するのに向いている資格10選

自宅開業に向けて資格を勉強する主婦

ご紹介する資格10選はこちらです。

主婦の自宅開業に向いている資格10選

・ファイナンシャルプランナー
・整理収納アドバイザー
・メンタル総合心理
・行政書士
・社会保険労務士
・インテリアコーディネーター
・ネイリスト
・Webデザイナー
・食生活アドバイザー
・カラーコーディネート

これらの資格が主婦の自宅開業に向いている理由は「自宅の1室でできること」です。

 

自宅開業のメリットは家事・育児との両立が可能、少ない資金でできることです。

家全体が仕事場になってしまっては仕事とプライペートの区別が難しく、家事・育児との両立が困難です。

しかし自宅の限られた1室だけであれば、そこまで影響はありません。

 

さらに事務所や店舗を借りないとできないような飲食店などは、初期投資がかかるので主婦の自宅開業にはあまり向いていません。

 

これから主婦の自宅開業に向いている資格について解説していきますが、資格によって勉強する内容や費用はさまざまです。

資格の特徴、費用、期間だけでなく収入の目安や向いている人についてもあわせてご紹介します。

 

ファイナンシャルプランナー

ファイナシャンシャルプランナーは税金や保険、年金など「くらしとお金」についてのエキスパートです。

家計管理・老後の生活設計・資産運用などファイナンシャルプランナーが対応する相談のテーマはさまざまです。

そのため社会保険、税金、相続など幅広い勉強をします。

 

相談業務はファイナンシャルプランナーの独占業務ではないですが、資格を持っている方が顧客は安心します。

独立するには最低でもFP2級の資格はほしいところです。

 

FP2級を取得するための資金は約10万円、勉強時間は150〜300時間ほどです。

独立しても経営がうまくいかないとサラリーマンの平均年収を下回りますが、中には年収1,000万円を超えている人もいます。

主な収入源は相談料で、普段人には話さないお金の相談がメインなので誠実で話しやすい雰囲気の人が向いています。

 

整理収納アドバイザー

整理収納アドバイザーは部屋を片付けるのが苦手で悩んでいる人に、部屋が片付かない理由を考え問題を解決する整理収納のプロです。

3級から1級まであり、仕事として活動するなら1級の取得が理想です。

1級を受験するには2級の取得が必要になるのでまずは2級取得をめざしましょう。

 

整理の考え方、収納のコツなどを学びます。

 

整理収納アドバイザー1級を取得するための資金は約10万円、勉強時間は4ヶ月ほどです。

最初の頃は整理収納サービスは1件数千円程度です。

しかし人気がでてくるとセミナー講師や執筆依頼などの仕事も増えます。

 

整理収納サービスとして人気が出ると年収は600万円くらいが平均値、掃除や片付けが得意な方に向いています。

 

メンタル総合心理

メンタル総合心理は一般財団法人 日本能力開発推進協会が認定する心理カウンセラー資格で、心理学の基礎理論などについて勉強します。

心理カウンセラーは、「人間関係の悩み」や「うつ病で苦しんでいる人」のサポートをします。

 

メンタル総合心理を取得するための費用は約6万円、勉強時間は120時間ほどで、心理学の知識・スキルがない人でも目指しやすい資格です。

年収は600万円くらいが平均値、相談者の話をじっくり聞いて向き合える人に向いています。

 

行政書士

行政書士は国家資格で、毎年4万人以上が受験する人気な資格で、主な仕事は「書類作成業務」「許認可申請の代理」「相談業務」の3つです。

憲法、民放、商法などについて勉強します。

 

行政書士を取得するための費用は約6万円〜25万円、勉強時間は600〜1,000時間ほどです。

合格率は10〜15%と、難易度は高めになります。

 

年収は600万円くらいが平均値、中には3,000万円を超える人もいます。

行政書士は官公庁に提出する書類の作成業務が多く、事務処理能力が高い人が向いています。

 

社会保険労務士

社会保険労務士は国家資格で、労働法や社会保険に精通したプロで、労働基準法、雇用保険法などの法律について勉強します。

就業規則の作成や社会保険などの書類手続きが独占業務になっています。

 

社会保険労務士を取得するための費用は約20万円〜30万円、勉強時間は1,000 時間ほどです。

合格率は3〜9%と難関資格です。

 

年収は500万円くらいが平均値ですが1,000万円も夢ではありません。

正義感が強く、数字をあつかうことが得意な人が向いています。

 

インテリアコーディネーター

インテリアコーディネーターは住宅や店舗などのインテリアについて、提案やアドバイスをするお仕事です。

見た目だけでなく、住む人にとって住みやすい空間を提案することが大切になります。

 

試験は1次試験と2次試験があり、インテリアの構造・制度などについて勉強します。

 

インテリアコーディネーターになるための費用は約6万円〜10万円、勉強時間は200時間ほどです。

年収は400万円くらいが平均値、相手の意見を尊重しニーズを考える人が向いています。

 

ネイリスト

ネイリストはお客さんの爪のお手入れ、ジェルネイルなどで装飾するお仕事で、爪・衛生面・ネイルの施術方法などについて勉強します。

ネイリストには国家資格がなく、民間資格のJNAネイリスト技能検定、ジェルネイル検定を取得する人が多いです。

 

ネイリストになるための費用は約30万〜50万、勉強時間は6ヶ月〜1年ほどです。

年収は600万円くらいが平均値、ネイルや接客が好きな人が向いています。

 

Webデザイナー

Webデザイナーはホームページを作るお仕事です。

お客さんが求めるホームページを作るには専門的な知識が必要になり、HTMLやCSSなどについて勉強します。

未経験や初心者の人はスクールにいく方が無難ですね。

 

費用は約30万円、スクールに通った場合2〜3ヶ月の勉強時間です。

独学だと費用は抑えられますが、6ヶ月〜1年ほどかかります。

 

年収は400万円くらいが平均値、ものを作るのが好きな人に向いています。

こだわりが強すぎたり、飽きっぽい人はあまり向いていません。

 

食生活アドバイザー

食生活アドバイザーは健康的な生活をサポートするお仕事で、栄養と健康、社会生活などについて勉強します。

仕事だけでなくプライペートにも役立つ資格です。

食は私たちにとって身近なので、仕事内容も多岐にわたっています。

 

食生活アドバイザーを取得するための費用は約5万円、勉強時間は約4ヶ月です。

年収は200万円くらいが平均値、料理が好きな人に向いてます。

 

カラーコーディネート

カラーコーディネートはファッション業界だけでなく、ネイルやインテリア業界でも活躍できます。

色に関する知識を活かしその人の魅力を最大限に引き出すため、色の性質・色と心理などについて勉強します。

 

カラーコーディネートを取得するための費用は約6万円、勉強時間は300時間ほどです。

年収は300万円くらいが平均値、トレンドなどの情報収集能力が高い人が向いています。

 

主婦が自宅開業できる仕事にはどんな種類があるの?

自宅で仕事をする主婦

会社にいかないとできなかった仕事もインターネットやスマホの普及によって、自宅でできます。

さらに今の時代、自宅開業で収入を得ることは難しいことではありません。

ここでは資格を活かした自宅開業できる仕事と、資格がなくても自宅開業できる仕事をご紹介します。

 

資格を活かした自宅開業できる仕事

 

「コンサルタント」「心理カウンセラー」「インテリアコーディネーター」のお仕事は、個人だけでなく会社から依頼を受けることもあり活躍できる場面は多岐にわたります。

また、複数の資格を取得するとさらに仕事の幅が増え、その分野で特化することも可能です。

 

【コンサルタント】

コンサルタントは自分の知識やノウハウを使って助言・指導を行うお仕事です。

コンサルタントと聞くと難しそうなイメージですが就活コンサル、ブライダルコンサルなどさまざまです。

相手が悩んでいることに寄り添う力があればコンサルできます。

今ではzoomなどを利用したオンラインセミナーも珍しくありません。

 

コンサルタントに有利な資格
・ファイナンシャルプランナー
・行政書士
・社会保険労務士

 

【心理カウンセラー】

現代は「ストレス社会」と呼ばれ、職場だけでなく家庭、育児などさまざまな場面でストレスを感じます。

心理カウンセラーはそんな人間関係や子どもに関する悩みなどをサポートするお仕事です。

相手の悩みを聞くだけでなく、その人に寄り添う気持ちが大切です。

また相談を受ける自分自身が安定した状態であるために、自分のストレスをコントロールする力も必要になります。

心理カウンセラーに有利な資格
・メンタル総合心理

 

【インテリアコーディネーター】

インテリアコーディネーターはお客さんが考える「こんなインテリアの部屋にしたい」を提案、アドバイスするお仕事です。

住宅が中心ですが、店舗や事務所などさまざまな場面で活躍できます。

提案、アドバイスをする時は、お客さんの要望にあった商品を選ぶだけでなく、工事予算とのバランスも検討する必要があります。

ハウスメーカーや工務店と業務委託契約を結ぶこともあります。

インテリアコーディネーターに有利な資格
・インテリアコーディネーター
・整理収納アドバイザー
・カラーコーディネート

 

資格がなくても自宅開業できる仕事

自宅開業するのに必ず資格が必要なわけではなく、資格がなくてもできるものもあります。

スマホやパソコンがあればできるお仕事を中心に10種類ご紹介します。

資格がなくても自宅開業できる仕事
・データ入力、文字起こし
・ウェブライター
・アフィリエイト
・プログラマー
・YouTuber
・イラストレーター
・不動産投資
・写真撮影
・記帳、経理事務
・ハンドメイド

 

【データ入力・文字起こし】

データ入力のお仕事は住所録やアンケートの集計などさまざまで、簡単なWordやExcelが利用できればできます。

文字起こしは、インタビューや会議などの音声データを文字にしていく作業です。

 

報酬は文字数で決まることが多く、収入を得るためには素早く正確なタイピング能力が必要になってきます。

お仕事はクラウドワークスやランサーズなど、クラウドソーシング会社を経由して受注することができます。

長期で契約できる案件もあり、未経験者でも取り組みやすく人気のお仕事です。

 

【ウェブライター】

ウェブライターは記事を投稿したり、寄稿したりするお仕事です。

Wordやテキストなどで納品し、記事を作成するのに特別なパソコンスキルはあまりないでしょう。

記事の作成はクライアントからマニュアルを指示されることが多く、初心者でも取り組みやすいです。

 

報酬は文字数や記事でほぼ決まります。

報酬の高い仕事になるとSEO対策やキーワードから記事の構成を要求されるので、ライタースキルが求められます。

お仕事はクラウドソーシング会社を経由して受注することが可能なので、自分の趣味や特技にあった内容を選ぶことができます。

 

【アフィリエイト】

アフィリエイトは自分で運営するブログやサイトなどに、企業の広告を貼って報酬を受け取るお仕事です。

アフィリエイトするためには、自分専用のブログを作る必要があります。

 

アメブロなどを利用すると無料でもできます。

しかしアフィリエイトで収入を得るためにはレンタルサーバーやドメインを取得し、ワードプレスなどを利用したほうが良いです。

 

読者が興味を持ちそうな内容の記事を作成し、そこに企業のバナーやリンクを貼ります。

読者がそのバナーやリンクをクリックしたり、商品を買うと報酬が発生します。

 

一昔前に比べアフィリエイトをする人が増え、月に100万円以上の収入を得るのは難しくなっていると言われています。

しかし副業で月100万円以上を稼いでいる主婦やサラリーマンもいます。

趣味や文章をかくことが得意な人は、チャンレジしてみるとよさそうです。

 

【プログラマー】

プログラマーはプログラム言語を使ってWebサイトやアプリケーションなどのソフトウェアを作るお仕事です。

パソコンがあれば仕事ができるので、自宅でも仕事をする人が増えています。

 

実はコンピュータープログラムは家電製品など身近なとこで適用されています。

IT人材不足が懸念され、これからも需要が高くなる仕事の1つです。

 

【YouTuber】

YouTuberは動画を撮影して、インターネットの専用サイトに投稿し広告収入が発生するお仕事です。

ジャンルや時期によって違いますが、1再生0.1円と言われています。

 

YouTuberとして収入を得るためには、YouTube側が設定している条件をクリアする必要があります。

条件の1つとしてチャンネル登録者数が1,000人以上必要です。

最近はTVなどでYouTuberを見ることが多く、大人になったらなりたい職業でも上位になっています。

 

【イラストレーター】

イラストレーターのお仕事は雑誌・ポスターなどのイラストやロゴの作成などさまざまです。

クラウドソーシング会社を経由して仕事を受注したり、イラストをメルカリで販売することもできます。

 

SNSで自分が作成したイラストやキャラクターを投稿し、それをみた人から仕事が依頼されることもあります。

絵を描くことが好きは人によさそうです。

 

【不動産投資】

不動産投資はアパートや駐車場などの不動産を購入し、その不動産を貸すことで家賃を受け取ります。

一度賃貸契約をすると、入居者が退去しない限り家賃が発生するので安定した収入を確保できます。

さらに不動産の管理を不動産会社に依頼すると、ほぼ働かなくても収入が得られるので魅力的です。

 

しかし初期投資が高く入居者が決まらないリスクがあります。

不動産投資をする場合は、購入前に専門家などに相談すると安心です。

 

【写真撮影】

写真撮影は式場や写真館などから仕事を依頼されることが多いです。

外出することがよくある仕事ですが、料理や作品など屋内で撮影する仕事に特化すると自宅でも開業できます。

屋内で撮影した写真は写真販売サイトで売ることも可能です。

 

国内だけでなく海外ユーザーへ販売でき、カメラがなくてもスマホでも撮影できます。

写真撮影が好きでセンスのある写真が撮影できる人によさそうです。

 

【記帳・経理事務】

記帳・経理事務は会社の入金や出金の管理、会計ソフトの入力などをするお仕事です。

必要な書類をメールや郵送で受け取り作業します。

 

最初は会社に出勤、週1回は出勤などを要求されることもあり完全に自宅開業にするのは難しいです。

簿記や経理事務の経験がある人にはよさそうです。

 

【ハンドメイド】

ハンドメイドは、ハンドメイド商品を作ってそれを誰かに購入してもらうことです。

最近ではminne(ミンネ)やCreema(クリーマ)などのような、ネットを利用してハンドメイド作品を販売できるサービスが増え人気があります。

そのサービスを利用すれば、無名でもハンドメイド商品をみてもらうことができますが、販売手数料や振込手数料が発生するので、価格設定は大切でしょう。

作品以外にもディスプレイや売る場所などの研究が重要になりそうです。

 

その他、自宅開業するために知っておきたい知識

自宅で開業するために知っておきたい知識のポイント

自宅開業するのはサラリーマンやパートで働くのとは違います。

自分で確定申告したり、収入によっては扶養から外れることもあります。

後で知って後悔しないために、ここでは自宅開業するために知っておきたい知識についてご紹介します。

具体的には扶養・確定申告・資金のことについてです。

 

所得税の扶養から外れることがある

所得が年間48万円を超えると所得税の扶養から外れます。

所得税の扶養から外れると、今まで扶養にしていた旦那さんの税金が増えます。

 

所得税の扶養は収入ではなく所得金額で判定です。

サラリーマンやパートの収入は給与所得に区分されます。

しかし自宅開業後、個人事業主の収入は雑所得や事業所得に区分されるので扶養の判定には注意しましょう。

 

「103万円を超えると扶養から外れる」と聞いたことはありませんか。

サラリーマンやパートの給料は収入によって所得が計算され、年収103万円を所得にすると48万円なので扶養になります。

一方、個人事業主の収入は雑所得や事業所得に区分され、収入から経費を引いた金額が所得です。

 

そのため、たとえ収入が103万円を超えて所得が48万円を超えていなければ、扶養のままです。

逆に収入が103万円未満でも所得が48万円を超えると扶養から外れます。

 

①150万円(収入)ー120万円(経費)=30万円(所得) 扶養のまま

②90万円(収入)ー30万円(経費)=60万円(所得) 扶養から外れる

 

所得が48万円を超えたら、旦那さんの年末調整の時に配偶者特別控除を計算できます。

 

年収130万円超は社会保険の扶養から外れる

年収130万円を超えると社会保険の扶養から外れます。

社会保険の扶養から外れると国民健康保険・国民年金保険料になります。

 

所得税の扶養とは違い、社会保険の扶養は収入で判定します。

扶養の話しをややこしくしているのが所得税の扶養と社会保険の扶養の判定の違いです。

 

さきほどの例で社会保険の扶養を考えると以下になります。

 

①150万円(収入)ー120万円(経費)=30万円(所得) 扶養から外れる

②90万円(収入)ー30万円(経費)=60万円(所得) 扶養のまま

 

①のケースは、所得税は扶養、社会保険は扶養から外れます。

一方②のケースは所得税は扶養から外れ、社会保険は扶養のままです。

 

所得税の扶養の年収103万円よりも、社会保険の扶養の年収130万円の方が金額は高いです。

そのため社会保険の扶養から外れると所得税の扶養も外れると勘違いする人がいます。

しかし所得税は所得(利益)、社会保険は収入(売上)で扶養が決まるので、①のケースのように社会保険は扶養から外れても所得税は扶養になることもあります。

 

毎年確定申告が必要

個人事業主になると毎年、確定申告が必要です。

確定申告は1月1日から12月31日までの収入や経費を計算して、自分で申告します。

申告と納付期限は毎年翌年の3月15日です。

 

申告をしない、忘れたりすると罰金が増えて通常の税金よりも多く支払うこともあります。

さらに罰金として支払った税金は経費になりません。

 

確定申告のやり方について調べると帳簿や複式簿記などがでてきます。

複式簿記で現金出納帳・元帳などの帳簿を作成するのですが、会計ソフトを利用すると大丈夫です。

 

1年間の収支をまとめて計算すると大変ですし、内容を忘れてしまいます。

定期的に計算すると毎月の収支を正確に把握できます。

 

自宅開業したら税務署に届出を提出

自宅開業したら税務署に「個人事業の開業・廃業等届出書」の提出をします。

提出期限はありませんが、事業を開始した日から1月以内に提出するのが望ましいです。

届出を提出したら、確定申告の時期が近づくと税務署からお知らせが届きます。

 

個人事業の開業・廃業等届出書と同時に「青色申告承認申請書」も提出すると良いです。

青色申告の方がお得と聞いたことがありませんか。

その青色申告になるためには「青色申告承認申請書」の提出が必要で、提出しないと白色申告です。

 

青色は白色に比べて様々な特典があり、具体的には以下のようなものがあります。

・最大65万円の控除(青色申告特別控除)

・赤字を3年間繰り越せる(欠損金の繰越控除)

・家族への給料を経費にできる(青色専従者給与)

・30万円未満の資産が一括で経費(少額減価償却資産)

 

開業した年から青色になるためには、業務を開始した日から2ヶ月以内に提出が必要です。

この期限をすぎると、翌年以降から青色になることがあるので注意しましょう。

 

届出などの控えは給付金の申請時に使う時があります。

税務署に提出する時は届出書などをコピーして控えを保管するとよさそうです。

 

助成金、補助金、制度融資の違い

助成金は一定の条件をクリア、補助金は応募して採択されたらお金が支給されます。

助成金や補助金は融資とは違って返済の必要のないお金です。

具体的にはキャリアアップ雇用助成金・雇用調整助成金・ものづくり補助金などがあります。

 

助成金や補助金の申請には条件や期間が設けられており、書類の提出が必要です。

期限に余裕を持って申請をしましょう。

 

融資制度は自治体、信用保証協会、金融機関が資金調達のサポートをしてくれる制度です。

融資制度を利用すると、自治体が仲介人となり金融機関からの融資が受けやすくなります。

 

都道府県や市区町村が管轄するものがあり、自治体によって違います。

融資なので助成金や補助金と違って返済が必要です。

 

自宅開業すると備品の購入など経費がかかります。

事業をするには資金が重要になるので、助成金や補助金、制度融資を利用して資金調達を考えるのは大切です。

 

自宅開業するために持っておきたい心構え

自宅開業をスタートした主婦

資格を取得し、自宅開業することがゴールではなくスタートです。

資格をとっただけで仕事が増えることはありません。

 

自宅開業で成功するためには営業やSNSなどを使った集客、顧客フォローが必要です。

特に顧客フォローがおろそなかになるとリピーターは増えないですし、悪い評判になり新規のお客さんも増えません。

 

でも自分の頑張ることで収入を増やすことができるのが自宅開業です。

サラリーマンはいくら仕事に頑張っても、売上に貢献しても増える給料はほんの数千円、数万円です。

ときにはどれだけ頑張っても給料が増えないことだってあります。

 

しかし自宅開業は自分がやればやるほど収入が増えます。

営業、集客、顧客フォローなどいろいろとやることはありますがチャレンジのしがいがあります。

 

まとめ

主婦が自宅開業するのに向いている資格をファイナンシャルプランナー、整理収納アドバイザーなどご紹介しました。

自宅開業はサラリーマンやパートとは違い、自分で確定申告が必要だったり扶養から外れることもあります。

 

ついつい年収に目がいってしまいますが年収よりも自分に向いている仕事なのか、資格なのかが大切です。

向いていない仕事だと長続きしませんし、辛くなります。

 

資格を取得して開業しても、それだけで収入が増えるとは考えない方がいいです。

営業や集客など、することはいろいろあります。

しかし頑張れば頑張ったぶんだけ収入を増やすことができます。

自分に向いている仕事・資格を選びチャレンジしてください。

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