ログイン

  • TOP
  • 女性の起業
  • 女性の起業に向いている8つの職種|仕事を選ぶポイントをお伝えします

女性の起業に向いている8つの職種|仕事を選ぶポイントをお伝えします

「女性におすすめの職種はある?」

「どうやって起業する職種を選んでるの?」

「起業にリスクの少ない職種を知りたい!」

など、起業する時にどんな職種にするか悩む女性は多いのではないでしょうか?

実際に成功している女性起業家がどのような職種で起業したのか、気になる方もいるでしょう。

当記事では、実際に女性起業家が多い職種や、女性に向いている職種について一つずつ解説しています。

起業する職種に悩んでいる女性の方は是非参考にしてください。

 

女性起業家が多い職種

女性の起業家が選択する職種として、男性とどのような違いがあるのでしょうか。

まずは、女性起業家が多い職種をグラフから見ていきましょう。

 

引用:中小企業庁「女性起業家を取り巻く現状について」

男性起業家と比べて

・生活関連サービス業、娯楽業
・教育、学習支援業
・卸売業、小売業

の職種に関して、女性起業家の割合が大きくなっていることが分かります。

それぞれ、具体的にはどのような職種が当てはまるのでしょうか。

 

生活サービス業、娯楽業

生活サービス業、娯楽業は「美容師」「ネイルサロン」「リラクゼーションサロン」「エステサロン」「家事サービス業」などが当てはまります。

美容関連のサービス業が含まれるため、男性と比べて大きく差ができているのではないでしょうか。

またサロンであれば自宅起業も可能であるため、主婦からの人気も高いと考えられるでしょう。

 

教育、学習支援業

教育、学習支援業は、学校の先生、保育士などはもちろんですが「塾講師」「ピアノ教室」「そろばん教室」「書道教室」「料理教室」「英会話教室」など、個人向けの教室も含まれます。

教育、学習支援業も男性起業家と比べて大きく差があることが分かります。

趣味や特技を活かしたビジネスの為、女性でも比較的起業しやすいことが理由として挙げられるでしょう。

自宅で起業すれば、初期費用やランニングコストも抑えることができることは大きなメリットです。

 

卸売業、小売業

卸売業は、小売業をしている会社に商品を売るのに対して、小売業はエンドユーザーに商品を届ける業態です。

いわゆる「店頭販売」「ネット販売」「通信販売」などが小売業にあたります。

もっと細かく分類すると「せどり」「物販」「ハンドメイド販売」などが挙げられるでしょう。

メルカリなどのフリマアプリが普及し、個人間での小売りがしやすくなったことも、この職種が人気となる一つの要因であると考えられます。

 

女性の起業に向いている職種

上記を踏まえて、女性の起業に向いている職種と、それぞれの収入の目安に触れていきましょう。

 

サロン経営

エステサロンやネイルサロン、リラクゼーションサロンなどは整体やマッサージ師のように特別な学校に通わなくても、スクールや独学で学ぶことで比較的短期間でスキルを身につけることができます。

自宅で開業することもできるため、主婦にとっても起業しやすい職種と言えるでしょう。

美容は女性にとって永久的に需要のある業界である為、需要のあるところにサロン展開できれば大きく収入を得ることも可能な職種です。

 

月収についてはサロンによってかなりの差がありますが、例えば

・客単価が5000円で1日3人のお客さんに施術
・月に20日間稼働

を条件にした場合

5000円×3人/日=15000円
15000円×20日=300000円

月収は30万円程度ということになります。

客単価と集客力によって月収にはかなりの差が出てくることは知っておきましょう。

 

教室経営

「料理教室」や「英会話教室」など定番の教室経営の他、「ベビーマッサージ教室」や「整理収納アドバイザー」など、さらにターゲットを絞った教室も昨今は人気を集めています。

こちらもサロン同様自宅で開業できるため、子育て中の女性でも起業しやすい職種と言えるでしょう。

女性は男性よりも人の気持ちを理解することに長けている為、人に何かを教える教室経営が向いている女性は多いです。

 

収入もサロン経営と同じく教室によって大きく差が出てくるでしょう。

ここでは整理収納アドバイザーを例に出してみます。

・1時間の料金5000円で4時間の作業
・月に10日稼働

とした場合

5000円×4時間=20000円
20000円×10日=200000円

月収は20万円となります。

ここでも大きく収入を得るためには、客単価と集客力が重要になってくるでしょう。

 

物販、せどり

物販は広い意味で言うと「安く仕入れて高く売る」ビジネスです。

物販の意味合いを分けていくと、卸売業者から直接安く仕入れる「物販」と、小売業者から仕入れて販売する「せどり(転売)」に分かれます。

中でも小売業者から仕入れることができるせどりは、初心者でも参入しやすい職種と言えます。

仕入れと言っても、店舗に出向いて大量の商品を仕入れる、ということも必要なく、自宅に居ながらスマホで仕入れることができるため、子育て中の女性でも隙間時間を使ってできるビジネスです。

ただし仕入れが必要な為、せどりを始める際にはある程度まとまった資金が必要になるでしょう。

 

せどりは、市場調査や売れ筋商品を見つけ、コツコツ仕入れと販売を続けていけば月収数十万円になることも珍しくありません。

収入を安定させるためには、商品や市場のリサーチを常に怠らない、ということが必要です。

 

Webライター

Webライターは、企業のブログ、取材記事などを書く仕事です。

近年では、個人だけでなく、企業もコンテンツマーケティングに参入している為、Webライターの需要は今後も見込まれるでしょう。

特別なスキルは必要なく、文章を書くことが苦痛でなければ参入できるため、初心者でも起業しやすい職種と言えます。

Webライターの仕事は、クラウドソーシングや求人サイトから応募することができ、定期的に仕事ができるようになればWebライターとして起業することも十分可能です。

 

最初は1文字0.5円など、低い単価でのスタートとなりますが、コツコツ経験を積んでいけば単価アップし、1文字1円、2円も目指せるようになっていきます。

5000文字の記事を0.5円で書けば1記事2500円ですが、1文字2円で書けば1記事1万円と、文字単価によって大きな差が出てくるのです。

・1文字2円、5000文字の記事を1日1記事
・月に20日間稼働

この条件であれば、

月収20万円にもなります。

Webライターはコツコツ書き続け、実績を積んでいくことが重要です。

 

Webデザイナー

WebデザイナーはWebサイトのデザインを主に担う職種です。

ただし今後は、様々なデザインツールが普及されていることもあり、「デザインができる」だけでは弱く、HTML、CSSの理解や、ディレクション経験もある人が重宝されていくと考えられます。

今は女性向けのWebデザインスクールなども充実している為、スクールやコンサルで基礎を学ぶことも視野に入れると良いでしょう。

Webデザイナーとして起業するためには、自分だけにしか出せない色を出したり、幅を広げて「アートディレクター」「Webディレクター」としての知識やスキルも身につけておくと有利です。

 

WebデザイナーもWebライターと同じく、コツコツ実績を積んでいくことが必要です。

実績を積んでいけば1件50万円程の案件も受けられるようになります。つまり月に1件受ければ月収は50万円です。

更にスキルアップし、「Webディレクター」などへ幅を広げれば更なる収入の上昇も見込めるでしょう。

 

動画編集

動画編集も昨今多くの人が参入している職種です。

女性に限らず男性にも人気の動画編集ですが、Youtubeの需要が増加している今、企業の動画編集の求人案件も増加しています。

最近は使いやすい動画編集ソフトも多くある為、初心者でも参入しやすい職種となっていますが、スムーズに動画編集をする場合それなりのスペックのパソコンが必要となります。

動画編集もWebライターと同じく、クラウドソーシングから案件を取得していくのが一般的でしょう。

 

月収は数万円~数十万円まで様々です。

単価5000円の動画を週に5本編集すれば、月収10万円となります。動画編集もコツコツ実績を積んで単価アップを狙っていくと収入を増やしていけるでしょう。

 

アフィリエイト

アフィリエイトは自身が運営するブログやサイトに広告を貼り、その広告から商品が売れたり、サービスが申し込まれれば成果報酬が支払われる仕組みです。

アフィリエイトは、まず自分のサイトやブログを作成することから始まります。

更にサイトデザインのカスタマイズ、SEO記事作成、セールスライティングなど、幅広く知識を身につけていかなければいけません。

スキルを身につけるまでは大変ですが、その後はWebライター、Webディレクター、広告運用など、幅広く展開していくことができます。

 

アフィリエイトでの収入は幅広く、一つのサイトだけで数百万円の収入を得ている人も。

主婦の間でもブログ運営は人気があり、副業や子育ての合間で作業し、月数万円の収入を得ている女性もいます。

成功すれば大きく収入を得ることができますが、収入がなくてもコツコツと継続できる忍耐力が重要になってくるでしょう。

 

RPAエンジニア

RPAエンジニアとは、事務業務などの単純作業を自動化する仕組みを作り上げる仕事です。

技術者ですが、近年女性にも人気の職業として注目を集めています。

クライアントがおこなっている業務プロセスを洗い出し、バックオフィス作業など、定型的なパターン作業の仕事について丁寧にヒアリングをおこないます。

ヒアリング後、RPAエンジニアの開発フェーズに移り、RPAの動作シナリオを作成設計し、導入。その後は保守フェーズへと移ります。

RPAは技術職となる為、しっかりと学ぶことが必要ですが、スキルを身につければ今後エンジニアとして幅広く活躍することも可能です。

 

収入は幅広いですが、RPAエンジニアの単価相場は30万円~60万円と十分な収入を得ることができる金額です。

RPAエンジニアからスキルアップし、RPAコンサルタントになれば月収100万円を目指すこともできます。

 

女性が起業する時の職種の選び方

家庭と密接に関わることが多い女性の場合、起業する職種には慎重になるのではないでしょうか。

ここでは、女性がどのような条件の職種を選べばいいのか、について解説します。

 

趣味や特技を活かす

趣味や特技など、自分の好きなことや得意なことで起業すると、モチベーションを保ちやすいです。

女性はライフスタイルの変化や、気持ちの変化が大きいため、起業するにも様々な問題が出てくるでしょう。

好きなことを仕事にしていれば、前向きに取り組め、継続する覚悟も持ちやすくなります。

積極的に自身の仕事について発信することで、同じ趣味や志を持った仲間と繋がりあえたり、そこから新たな仕事につながったりというメリットもあります。

 

前職の経験を活かす

前職で培った仕事を起業で活かせることは大きなメリットではないでしょうか。

まったく新しいことを一から始めるよりも、勝手がわかっている仕事をする方がその後のスキルアップやスキルの応用をするにもスムーズです。

また、前職のつながりから案件を紹介してもらったり、人脈が広がることもあるでしょう。

 

女性ならではの視点を活かす

女性が起業する利点として、同じ女性に向けたサービスや商品を作りやすい、ということが挙げられます。

女性をターゲットにしたサービスや商品は共感を得られることも多く、またそれは同じ女性目線で生み出されることが多いのです。

普段生活していて困っていること、家事や子育てで不便に思うことに普段からアンテナを張っておくと、思わぬところからアイデアが出てくるかもしれません。

 

リスクの少ない職種を選択する

女性は出産や介護などでキャリアが途切れがちです。

その為、金銭的リスクや精神的リスクが高いものは避けておいた方が無難です。

スキルを身につけるための自己投資は時に必要ですが、自身の許容範囲を超えた金額でしか起業できない職種は避けましょう。

 

女性の起業で成功しやすいポイントは?

女性の起業は壁が多いです。起業前に気をつけるべきポイントや身につけるべき知識を知っておきましょう。

女性が起業するにあたって、成功しやすいポイントを6つ挙げています。

 

スモールビジネスからはじめる

昨今「パートタイム起業家」という起業家が急激に増加しています。

引用:日本政策金融公庫総合研究所「2020年度起業と起業意識に関する調査」

「パートタイム起業家」は、事業に充てる時間が週35時間未満の起業家のことを言います。

勤務や家事の合間に小さく起業し、収入を得ている起業家の増加によりこの言葉が生まれました。

このように、女性に限らずリスクを小さくスモールビジネスから始めている起業家は増加している為、在宅でインターネットを使って起業している人が多いと考えられます。

ライフスタイルの変化が著しい女性は特に、スモールビジネスからリスクを最小限に始めることがよいでしょう。

 

家族からの理解を得る

家庭と密接に関わることが多い女性が起業することで、仕事に充てる時間が増えてしまい「こんなはずじゃなかった・・・」と、家族と不仲になることは珍しくありません。

そうならない為に、家族には事前に理解を得ることが大切です。

特にパートナーには起こり得る可能性を話しておき、協力してもらう体制を作っておくと良いでしょう。

 

マーケティングの知識を身につける

マーケティングはどのような職種にも必要なスキルです。

特にWeb集客がメインになっている今、Webマーケティングは様々な場面で必要になるでしょう。

マーケティングに関しては、ネットにもたくさんの記事がありますし、書籍も充実しています。

まずはとっつきやすいものから取り入れ、徐々に知識を身につけていきましょう。

 

税務や財務、法務の知識を身につける

女性起業家で、起業後に税務や財務の知識がなくて困っている方は多いです。

職種によって、どのような届け出や申請が必要なのか分からないまま起業してしまうと、法を犯してしまう可能性があります。

起業後に慌てないように、事前にある程度の知識を身につけておくことが重要です。

 

助成金や融資など、支援について知る

起業する職種で資金が必要になる場合、すべて自分でどうにかしようとせず、助成金や支援について知っておきましょう。

国や自治体がおこなっている起業家への支援や制度はたくさんあります。

起業したばかりの人が使える融資制度もある為、まずは窓口などで相談することをおすすめします。

起業資金について、詳しくは下記の記事をご覧ください。

起業に必要な資金の目安と資金調達方法についてまとめて解説します

 

女性起業家同士の人脈作り

女性起業家にとって、人脈はとても大切です。

悩みを共有できたり、同じ志を持った仲間が集まるコミュニティや交流会には積極的に参加しましょう。

起業家同士のコミュニティであれば、仕事につながることも多く、いつの間にか仕事の幅が大きく広がっていたりします。

情報交換の場としても活用できるため、コミュニティは起業家にとって欠かせない場となるでしょう。

 

まとめ

起業家の働き方も多様化しており、女性が自宅で無理なく起業できる職種も増加しています。

在宅で小さく起業できる職種が人気であることから「家庭と両立しながら起業したい」という女性が多いということがわかります。

スモールビジネスであれば、あまり気負いすぎずチャレンジできるところも女性にとっては魅力なのでしょう。

家庭と関わり続けながらも起業ができる時代です。

これまでの経験を活かす、または新たな職種への挑戦など、まずは小さな起業から始めてみてはいかがでしょうか。

 

おすすめの記事

シングルマザーの起業に向いている仕事は?必要な知識と注意点も知っておこう

シングルマザーの起業に向いている仕事は?必要な知識と注意点も知っ…

グラミン日本、SAPジャパン、MAIA、「でじたる女子」プログラムの提供開始

グラミン日本、SAPジャパン、MAIA、「でじたる女子」プログラムの提供…

We.MAIA公式インスタグラムOPEN!

We.MAIA公式インスタグラムOPEN!

起業前に確認!補助金・助成金の最新情報をつかんで不安定な時期を乗り切る!

起業前に確認!補助金・助成金の最新情報をつかんで不安定な時期を乗…

起業に必要な資金の目安と資金調達方法についてまとめて解説します

起業に必要な資金の目安と資金調達方法についてまとめて解説します

主婦が起業するために大切なこと!ビジネスを成功へ導く7つのステップをまとめました

主婦が起業するために大切なこと!ビジネスを成功へ導く7つのステップ…

起業のアイデアに独創性は必要ない|日常からアイデアを見つけるための具体例

起業のアイデアに独創性は必要ない|日常からアイデアを見つけるため…

独立した人の年収の傾向と独立しやすい仕事|年収を増やすために必要なことは?

独立した人の年収の傾向と独立しやすい仕事|年収を増やすために必要…