「天職」と思える仕事と子供たちとの時間を大切にできる私の働き方

インタビュー

2021年06月06日

学習塾の経営の傍らリモートワークでRPA業務。「福岡県」でMAIA女子として働く「竹山佳菜子」さんに、現在どのような働き方をしていて、どのようなライフスタイルを送っているのか詳しくお話を聞きました。

今までの私のキャリアについて

今現在の働き方を教えてください

自営業で学習塾の経営とMAIA女子です。

今までにどのようなお仕事をしていましたか？

大学卒業後、システムエンジニアとして2年弱仕事をしておりましたが、リーマンショック後で、就職が決まった後でその企業内での仕事自体が無くなってしまい…転職をすることになりました。
その後3年未満、医療機器の設計の仕事をしていました。新規に開発するというよりその会社の保有する製品の改良の仕事でした。
今現在は自営業として学習塾の経営をしており、週に2日ほど子供たちを教えながらMAIAのプロジェクトに参加しております。
学習塾を始めたのはまだ子供が小さいので週に5日フルに働くのは無理であり、週に2～3日できる仕事はないかと考えたことと、学習塾は大抵午後からなので午前中の子供の行事に差支えないことがきっかけです。これなら働けると思いました。

過去のキャリアで身につけたスキルはありますか？

ORACLE MASTER Bronzeの取得、プログラミング言語はVisual BasicとVisual C++などです。

過去のキャリアを生かした強みを教えてください

システムエンジニアは作ってみて動かなければやり直し、というトライ＆エラーの繰り返しです。RPAも出来ると思って作ったけれど動かない…ということがありますので、根気よく取り組む力はあると思います。
元々、あまり質問するのが得意な性格ではなかったこともあり、何かわからないことが出てきた時に、上司・先輩に聞く前にまず自分で調べる力がついたと思います。
現職の学習塾でも生徒たちに自分で考えることや調べることの大切さを教えています。
自分でやってみたけれど出来ませんでした、どこが違っていたのでしょうか？という質問の仕方も大切だと思っています。

今現在テレワーカーとして働けていますか？

一部働けています。
塾は対面でないとなかなか難しいので教室を借りて運営していますがMAIAでの仕事はテレワークなので半々のスタイルで働いています。

テレワークで困ったことはありますか？

何時から何時まで、という区切りがないので、仕事時間と家事の調整と配分が難しいです。どうしても家にいると家事が気になってしまいますし、どこまで仕事をするかに迷います。
コミュニケーションツールのBacklogやSlackはキャッチアップに慣れるまでが大変でした。情報の流れるスピードも速いので、後で見ようと思っていた情報が行方不明になっていたり。

完全テレワーカーとして働きたいですか？

ハイブリッドで働きたいです。
塾の仕事は天職だと思ってるので、できるだけ長く続けたいです。
また、RPAの仕事も天職だと思っているのでリモートでの仕事も続けたいですし、ハイブリッドで働きたいです。
RPAの仕事は大変なときもありますが、仕上がった時の達成感はとてもいいものだと思っています。

MAIAでのキャリアについて

MAIA女子になろうとした経緯を教えてください

子供の参観日や行事などに極力参加したいので時間の融通が効く仕事を探しておりました。MAIAでラーニングを受ける前から学習塾の経営はしておりましたので、週2日の本業以外の日で何か副業をして収入UPを目指したいと思い、応募しました。

MAIAで身につけたスキルは？

RPAです。

MAIA女子として関わった業務を教えてください

最初はBizrobo!マーケットでロボの開発をし、次のプロジェクトではテスターの仕事をさせていただきました。
最初のプロジェクトでは最終的に完成はしましたがなかなかに苦労したにも関わらず、なぜテスターに選んでいただいたのか…と疑問でしたがとてもいい経験になりました。
新しいプロジェクトでは設計を担当させていただくことになり、未経験なのでどうなるか不安と緊張で一杯でなのですが…ステップアップさせていただける機会をたくさんいただいているようでとても感謝しています。

過去の経験やキャリアを活かせた事例があれば教えてください

SEはプログラムを作ってテストの繰り返し、RPAも思った通りに動かせないことが多く、また定義書に記載されていることを具体的にどうロボに反映させればいいのか迷う部分などを自分で根気強く試しながら作っていくということが共通していると思っています。

どの様な時にやりがいを感じますか？

苦戦したロボが最後まで動いて完成したときです。あの達成感はやめられないなぁと思いますね。

お仕事をしていて良かったことはありますか？

本業の塾では保護者の方や生徒たちに学ぶことは大切だ！！と偉そうに言っているため、自分自身も大人になってから新しいことを学ぶ大切さを身をもって経験できているというその姿を見せられたらと思っています。
本業もRPA女子も、我が子に働く姿を直接見せられているのが嬉しいです。完成したロボを実際に動かしているのを見せて「お母さんが作ったんだよ！すごいでしょ？」と自慢しています。
母親が働く姿を見て育つことで、将来何かのいいきっかけになればいいなと思います。

辛かったことや苦労した点はありますか？

もともと集中力がないもので…RPAを始めたばかりの頃は昼間になかなか作業がはかどらず、夜遅い時間に作業してしまうことが多々あって、睡眠不足になることがありました。最近では時間の使い方もだいぶ上手になっています。
わからないことがあった時にどこまで自分で試してみてBacklogなどで質問を出せばいいのか、タイミングがわからず、早く質問して完成させることが大切なのか、自分でできるだけ頑張るべきなのか？を迷うことがありました。
プロジェクトがない期間にRPAの手順などを忘れてしまうため、プロジェクトの初期はいつも苦戦しています！特にDAのつなぎ方などは…。

印象に残ったお仕事のエピソード等はありますか？

テスターをさせていただいた際に苦戦されていた方がみなさんのヒントや手助けのおかげで最後までやり遂げられた時に感動しました。
テスターは責任重大なのでプレッシャーもありましたが数多くのロボに触れる機会が多く、例えば同じようなロボでもそれぞれに工夫がされており、私自身の勉強にもなりました。とてもいい経験になりました。

MAIA女子になることの魅力とは何ですか？

上下関係などがないので、人間関係の悩みがないことです。また、いろんな世代、地域の女性が活躍しているのを見て私も頑張ろう！と思えます。
質問をした時に、担当ロボのジャンルが違う方が教えてくださったり、自分のロボが完成していないにもかかわらず、合間で解決方法やヒントを下さるので、助け合いがみなさんすごいなといつも思います。

ご家族の方からの理解度を教えてください

本当によく理解されていると思います。子供はどこまで理解できているかわかりませんが、私が働かなくてはいけないということはわかっているようで、家で仕事をしていても邪魔をしてきません。
母も私が仕事をすることは大切なことだと言ってくれていて、空いている時間で子供を預かってくれたり送り迎えをしてくれたり、協力してくれています。
今の働き方は通勤時間の削減もできますし、子供を私の都合で振り回すことにならないので、子供の負担も軽減できていると思います。

今後挑戦したいことはありますか？

AIを学んでみたいです。どういうものかまだ全くわからないので、出来たらすごいだろうなぁ…と思いつつ、新しいプロジェクトと掛け持ちしながら学習の時間がなかなか取れていないので、まだ先送りになっていますが、いずれ挑戦してみたいです。
その他に、新しく始めたいことがあって起業をしたいのですが、まだアイディアが出ないので保留しています。いつになるかわかりませんが、出来たらいいなと思っています。

お仕事以外に人生を豊かにするライフスタイルについて

趣味は何ですか？

ヨガです。いつもは体育館に通っているのですが、今はコロナの影響で集まれず、リモートで週に1度参加しています。土日などはYoutubeの配信を見ながら自宅でヨガをしています。家から出なくても済むのでいいですね。

その趣味の魅力を教えてください

自分のために時間を全部使えること。ヨガをしている時は家のことや仕事のことなどはあまり出てこないのでその時の自分と向き合って、自分のために時間を使えているなと思えるのが私にとってすごくいい時間です。
激しい運動はキツいのですが、ヨガは普段使わないところをゆっくり伸ばしたり地味にキツい運動だったりして、普段あまり考えない自分の体を観察するようなところがあります。
子供たちが自分のことを自分でできるようになったので、やっと自分の時間を使う余裕が出てきました。

お仕事や趣味以外に取り組んでいること、熱中していることはありますか？

マインドフルネスとDラボという動画サービスにハマっています。
マインドフルネスは瞑想。DラボというのはメンタリストDaigoさんのやっている動画サービスです。瞑想もそこで知って始めるようになったんです。

お仕事の息抜き方法はありますか？

謎解きです。松丸亮吾さんが有名ですが先ほどのメンタリストDaigoさんと兄弟だということは最初は知らなかったんです。驚きました。
頭の固いところをほぐしてくれるというか、普段の仕事とは全く違う視点からものごとを見るので、仕事での新しいアイディアがひらめいたりすることもあるんです。
子供たちと一緒に楽しめるのもいいですね。